2月17日(木)~3月2日(水)まで、東急百貨店渋谷本店にて開催されている
「フィンランド エストニア絵画展」をご紹介します。
◆フィンランド エストニア絵画展◆
フィンランドの作家、ヴィーヴィ・ケンパイネンの新作水彩画をはじめ、
タルリーサ・ヴァルスタの和紙を使った版画やエストニアの作家、
ユーリ・ミルダバーグの油彩等、およそ30点が展示販売されています。
会場の様子(写真は許可を得て撮影しています)
フィンランド・ヘルシンキ郊外の静かな場所にアトリエ兼住居を構える画家ケンパイネンさん。
彼女が描いているモチーフは可愛らしい森の動物たち。
ウサギにタヌキ、牛やトナカイ。中でも「トナカイの親子」の作品に注目してみてください。
トナカイの赤ちゃんには、「なんとも言えない可愛らしさ」があるのだそうです。
トナカイといえば、あの手のひらのようなツノが特徴ですが、赤ちゃんトナカイにはそれがない。
ふわふわとした、「仔牛」のようにも見えるのだとか。
トナカイの赤ちゃんに馴染みの薄い私達日本人。でも、トナカイとともに暮らしてきた
フィンランドの人々、ケンパイネンさんの中では、「カワイイ赤ちゃん動物」といえば、
「トナカイの赤ちゃん」が出てくるほど、彼女にとって馴染み深い動物なのだそうです。
ケンパイネンさんの作品は、会場奥と向かって右横に展示されています。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ケイパイネンさんの作品は鮮やかな
「青」と「赤」が印象的。
少し前までは、「ブルー(青)」がメインの作品が多かったそうです。
何か自分の中で違うものに挑戦したいと試行錯誤した後、たどり着いたのが「レッド(赤)」。
ブルーは北欧の夜、レッドは北欧の朝焼け、または夕焼けのようにも見えます。
とってもハッピーで可愛らしい動物たちと鮮やかな色づかいに、リピートの方、ファンも多く
いらっしゃるとのこと。
なんと、購入された方に、ケンパイネンさん自らサンキューレターを送っているのだそうです。
「フィンランド エストニア絵画展」は、3月2日まで開催されています。
ヴァルスタさんやミルダバーグさんの作品もぜひ間近でご覧ください。
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フィンランド エストニア絵画展
会期:2月17日(木)~3月2日(水)
営業時間:10時~19時(最終日は17時閉場)
場所:東急百貨店 渋谷・本店 8階 美術ギャラリー
出品作家:V・ケンパイネン、T.ヴァルスタ(フィンランド)、
J・ミルダバーグ(エストニア)
東急百貨店 催事場のご案内:
http://www.tokyu-dept.co.jp/honten/event/event.html/
問い合わせ:03-3477-3586(画廊直通)
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