5月7日(土)より公開のフィンランド映画「4月の涙」のご紹介です。
【ストーリー】
1918年4月、フィンランド内戦。白衛隊は、赤衛隊の残党である女性兵たちを追いつめていた。乱暴され、仲間たちが逃亡兵として無惨にも処刑されていく
中、女性兵のリーダーであるミーナは脱出を図ろうとするが、准士官アーロに捕まってしまう。アーロは他の兵士達とは違い、彼女を公平な裁判にかけようと裁
判所へ連れていくが、その途中、二人は不毛の孤島に遭難してしまう。一緒の時間を過ごすうちに、二人の関係にある変化が芽生えはじめる。敵同士であるはず
の二人の、許されざる愛。その先に待ち受けるのは、残酷なまでに哀しく、切ない運命だった―。
【フィンランド内戦とは?】
1918年にフィンランドで起こった内戦。隣国ロシアの革命の影響下に、フィンランド国内の階級対立が激化して起こったが、独立問題やドイツ軍の介入もからみ、同じ民族同士で戦ったフィンランド国民に深い心の傷を残した。
深い、強い想いが、過酷な環境の中で静かに静かに動いていく「4月の涙」。2009年フィンランド・アカデミー賞で撮影賞を受賞した美しい描写、そして美しい主演の2人にも注目です。2011年5月7日(土)より公開。
4月の涙
(2009年/フィンランド・ドイツ・ギリシャ/114分/原題:KÄSKY/英題:TEARS OF APRIL)
監督:アク・ロウヒミエス
製作:アレクシ・バーディ
脚本:ヤリ・ランタラ
撮影:ラウノ・ロンカイネン
作曲:ペッシ・レヴァント
原作:レーナ・ランデル「KÄSKY」
出演:サムリ・ヴァウラモ、ピヒラ・ヴィータラ、エーロ・アホほか
後援:フィンランド大使館
配給:アルシネテラン
http://www.alcine-terran.com/namida
シネマート新宿、銀座シネパトス他全国順次ロードショー!
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