「NOREWEGIAN ICONS」では、1940年から1975年のノルウェーのデザインアイコンが一同に展示され、ノルウェーデザイン史において重要な役割を担ったデザイナーや時代背景を紹介。展覧会は、オスロを皮切りに、東京（6月）、NY（10月）と巡回します。
（オスロ会場での様子）
1950年から1960年代、第二次世界大戦後の順調な経済成長と共に革新的なデザインの家具やプロダクトが生み出され、デンマーク、スウェーデン、フィンランドと並び、スカンジナビアンデザインの重要な一翼を担っていたノルウェー。
スカンジナビアン各国と競い合い、ノルウェーのデザインビジネスは成長を始めましたが、マーケティング戦略や量産体制などの課題が多く、そんな矢先、北海油田の発見により安定した原油収入を得たことで、1970年代以降、デザインビジネスは衰退の一途をたどることとなったそうです。
現在のスカンジナビアンデザイン界において、存在が小さくなってしまったノルウェーデザインを改めて国内外に発信し、価値を取り戻すため、ノルウェー・オスロにある老舗カフェFUGLEN（フグレン）とアートディーラーBlomqvist（ブロンクヴィスト）が「NORWEGIAN ICONS」を企画。今年1月、オスロで開催した初めての展覧会では、オープニングに2000人以上、会期中は7000人以上が来場。大きな反響を呼びました。
東京展では、約100点のヴィンテージ家具、インテリアアイテム、アート、リプロダクションされた名作が一同に展示・販売されます。また、東京展開催にあたり、日本語版のカタログも新たに制作。会期中には、東京都内各所にて、ノルウェーをテーマにした関連イベントも企画されています。お見逃しなく！
（オスロ会場での様子）
NOREWEGIAN ICONS
（ノルウィージャン・アイコンズ）
会期：2013年6月21日（金）～2013年7月7日（日）
開館時間：11:00～19:00 （最終日は16:00で閉館）※会期中休館日なし
会場：ヒルサイドフォーラム & ギャラリー
東京都渋谷区猿楽町 18-8 ヒルサイドテラス
内容：ノルウェーのヴィンテージ家具、陶器、ガラス作品、
アートなどの展示販売及び、リプロダクトの展示販売。
カタログ、関連アイテムの販売。
主催：Norwegian Icons、FUGLEN
協力：Blomqvist、駐日ノルウェー王国大使館
Facebookページ：https://www.facebook.com/NorwegianIcons
（左）Hans Brattrud「Scandia Jr]（1960）
（右）Birger Dahl「S-10053」（1954-1961）
◆関連イベント◆
●POP-UP SHOP 伊勢丹新宿
会期：2013年6月26日（水）～2013年7月9日（火）
営業時間：10時～20時
会場：伊勢丹新宿店本館5階インテリアフロア
東京都新宿区新宿3-14-1
主催：FUGLEN
●ノルウェーフェア
会期：2013年6月21日（金）～2013年7月7日（日）
営業時間：10時～19時
会場：ヒルサイドパントリー
東京都渋谷区猿楽町 18-8 ヒルサイドテラスG棟B1F
主催：FUGLEN
●ノルウェーについて学ぶサロン
日程：2013年7月20日（土）13：00～15：00
会場：フィンツアー会議室
テーマ：ノルウェーのモダンデザインと建築～Fuglenの気鋭デザイナーが語る～
「Norwegian Icons」を担当、Fuglen Tokyoのインテリア・空間デザインを担う福田和貴子さんがゲスト。
日本ではまだあまり知られていないノルウェーデザインの貴重なお話を聞くことができます。
お申込＆詳細は ＞＞こちら
主催：ノルウェー夢ネット
後援：フィンツアー
