「リヴ&イングマール ある愛の風景」(原題:Liv and Ingmar) ©NORDIC STORIES 2012
イングマールとは、そうです、あのスウェーデン映画の巨匠、
イングマール・ベルイマン監督のこと。「処女の泉」「野いちご」など、深い精神性と洞察により、20世紀最大の巨匠の一人と称賛されるスウェーデン人監督です。
「リヴ&イングマール ある愛の風景」は、
巨匠イングマールと、「仮面/ペルソナ」「叫びとささやき」「ある結婚の風景」「秋のソナタ」という、数々の傑作をベルイマンとともに生み出してきたノルウェー出身の伝説的な
女優リヴ・ウルマンによる
唯一無二の愛の物語。
このドキュメンタリーを撮影するために、イングマールとリヴが暮らしたスウェーデン・フォール島のイングマール宅にてリヴのインタビューが行われました。リヴは、この世を去ってしまったイングマールとの大切な日々を、まるで宝箱から一つひとつゆっくりと手にとるように語っています。
映画のカットや当時の貴重なメイキング映像、オフショットなどを織り交ぜながらの展開。当時の、そのときそのときの二人の関係が、ベルイマン映画にものすごく影響を与えていたことがわかります。
イングマールとリヴ
©NORDIC STORIES 2012
リヴがイングマールと出会ったのは20代。イングマールとは20歳差もあるカップル。当時それぞれ家庭がありましたが、1964年、「仮面/ペルソナ」をきっかけに出会い、その後5年間共に暮らし、娘を一人もうけています。カップルとしては破局を迎えますが、長い長い年月を経て、次第に心と心、魂の部分で深く結びついていく二人。
すでにこの世を去っているイングマールの存在を、自然や生活の中に、「今でもそばにいるように身近に感じる」と語るリヴ。エンディングには心揺さぶられるシーンが・・・。
リヴ・ウルマン
©NORDIC STORIES 2012
「素晴らしいまでに二人の真実の姿をとらえている」とリヴも絶賛。
クリスマスシーズンにやってくる、深い愛の物語です。
2013年12月7日(土)より、ユーロスペース(渋谷)他、全国順次公開! 【イングマール・ベルイマン】
1918年スウェーデン生まれ。世界で最も影響を与えた映画作家の一人。代表作は「不良少女モニカ」「第七の封印」「野いちご」「処女の泉」など。2007年、フォール島の自宅にて89歳で死去。
【リヴ・ウルマン】
1938年生まれのノルウェーを代表する女優。1966年「仮面/ペルソナ」で主演に抜擢され、世界各国の演技賞を多数受賞。2013年現在も女優、監督として数々のプロジェクトが進行中。
プレゼント実施中!応募締切は12/13(金)正午まで! 映画「リヴ&イングマール ある愛の風景」の劇場用ポスター(B2サイズ)を、
抽選で3名様にプレゼント!
>>詳細はこちら! ©NORDIC STORIES 2012
『リヴ&イングマール ある愛の風景』
(原題:Liv and Ingmar)第50回ニューヨーク映画祭 正式出品
第40回ノルウェー国際映画祭オープニング上映
モントリオール世界映画祭 正式出品
シカゴ国際映画祭 ドキュメンタリー映画部門 作品賞ノミネート
■出演:リヴ・ウルマン、イングマール・ベルイマン
■制作:ルネ・H・トロンソン
■監督・脚本:ディーラージ・アコルカール
2012年/ノルウェー・スウェーデン・UK・チェコ・インド合作/英語(一部スウェーデン語)/84分/DCP/カラー
■配給:ブロードメディア・スタジオ
■後援:ノルウェー王国大使館、スウェーデン大使館
■公式HP:
http://www.livingmar.com ■トレーラー:
http://youtu.be/Vmu_4E0MW5c 12月7日よりユーロスペース他、全国順次ロードショー