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10月より国内を巡回!大回顧展「生誕100周年トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~」



≪絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」挿絵≫(トーベ・ヤンソン作)1977年
タンペレ市立美術館ムーミン谷博物館所蔵
© Moomin Characters ™


フィンランド国立アテネウム美術館で開催された大回顧展
「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~」、
2014年10月から2015年にかけ、国内5ヶ所を巡回!

「ムーミン」シリーズを生んだトーベ・ヤンソン生誕100周年を記念し、フィンランドの国立アテネウム美術館で、今年3月14日から9月7日まで開催されていた大回顧展「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~」が日本に上陸。国内5ヶ所を巡回します。トーベの姪にあたるソフィア・ヤンソン氏全面協力のもと、トーベの業績の全貌を振り返る初の本格的な展覧会です。

トーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson, 1914-2001)は、スウェーデン語系フィンランド人として、ヘルシンキに生まれました。父は彫刻家で母は画家、弟たちもみな芸術家という環境で育ったトーベ。政治風刺雑誌「ガルム」の挿絵画家としてデビューしたのは15歳のころ。1945年に刊行開始した「ムーミン」シリーズは世界中で愛読され、1966年には国際アンデルセン作家賞、1982年にはフィンランド国家文学賞を受賞。亡くなる86歳まで「Work&Love」を心情に創作活動を続けました。

展覧会では、代表作「ムーミン」シリーズの挿絵原画をはじめ、生涯を通じて挑戦し続けた油彩画、「不思議の国のアリス」をはじめとする文学作品の挿絵(ドローイング)、さらには、家族や近しい人々が撮りためた写真資料など、約400点の作品が紹介されます。監修はフィンランドの展覧会と同じく、トゥーラ・カルヤライネン氏。また日本では、1964年から1991年まで、トーベがほぼ毎年夏を過ごしたフィンランド湾にある孤島・クルーヴ島の「夏の家」の再現モデルが特別展示されます。

北欧の風土に根ざし、ムーミンを生み出し、ムーミンと共に生きたトーベ・ヤンソン。彼女の暮らしと創作の秘密に迫る展覧会です。

生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~
主催:そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、FMヨコハマ
後援:フィンランド大使館、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協賛:エプソン販売㈱、日本写真印刷㈱、㈱そごう・西武
協力:フィンランド国立アテネウム美術館、㈱タトル・モリ エイジェンシー、フィンエアー、
フィンエアー・カーゴ、㈱河出書房新社、(公財)ギャラリーエークワッド、㈱講談社、
S2㈱、オルビス㈱、㈱フォーシーズンズプレス

【巡回スケジュール】※会期・会場は変更となる場合があります。
2014年10月23日(木)~11月30日(日) そごう美術館(横浜市)
2014年12月13日(土)~2015年2月15日(日) 北海道立帯広美術館(帯広市)
2015年2月28日(土)~5月6日(水・祝) 新潟県立万代島美術館(新潟市)
2015年5月23日(土)~7月5日(日) 北九州市立美術館 分館(北九州市)
2015年7月25日(土)~9月27日(日) あべのハルカス美術館(大阪市)
 

≪神秘的な風景≫(トーベ・ヤンソン作)1930年代
フィンランド国立アテネウム美術館所蔵 
© Tove Jansson Estate


≪山猫の毛皮をまとった自画像≫
(トーベ・ヤンソン作)1942年
個人蔵
© Tove Jansson Estate
≪「不思議の国のアリス」表紙≫
(トーベ・ヤンソン作)1966年
タンぺレ市立美術館ムーミン谷博物館所蔵
© Tove Jansson Estate

≪「ムーミン谷の冬」より春≫(トゥ-リッキ・ピエティラ作)1989年
タンぺレ市立美術館 ムーミン谷博物館所蔵
© Moomin Characters ™


(2014年09月16日更新)
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