世界40ヶ国で翻訳され、全世界で800万部を超える大ベストセラーとして日本でも話題となっているスウェーデン小説「窓から逃げた100歳老人」。
その小説が映画化され、2013年のクリスマスに公開するやいなや、2000年以降最高の観客動員数を達成。スウェーデン映画史に残る作品となっただけでなく、世界45ヵ国で公開。日本でもついにこの秋、「100歳の華麗なる冒険」というタイトルで劇場公開されます！
スウェーデン発の大ベストセラー小説が映画化！
主人公は100歳のスーパーおじいちゃん！
「なんとかなる」で怒涛の20世紀を生き抜き、やることも、年齢もケタ外れ。
無敵すぎる100歳老人と愉快な仲間たちが繰り広げるオモシロ大冒険。
物語は、老人ホームで行われようとしていた100歳の誕生日パーティの前に、主人公・アランが施設の窓から脱走するところから始まります。もちろんあてなど全くありません。旅とともに、いろんな“事件”がアランにまとわりついてきますが、重大な事態になってしまっても、まったく動じないアラン。超絶マイペースぶりを発揮します。実はこのアラン、なんと世界の歴史の要人と顔見知りで、20世紀の国際情勢の大きな節目に居合わせてきた超重要人物だったのです・・・・！
アランは一体何者なのか？アランの過去を紐解きながら、100歳の現在のシーンと平行して物語が展開されます。過ぎてしまったことを引きずることなく、湧き出る好奇心のままに、心おもむくままに、あくまでも自然体で今を楽しむアラン。我々に大切なことを教えてくれます。
アランを演じたロバート・グスタフソンは、「スウェーデンで最も愉快な男」と称されたコメディアンにして、ベテランの俳優。グスタフソンの実年齢は49歳。25歳から100歳のアランを演じるために、特殊なマスクを装着して演じたそうです。マスク装着には5時間もかかったとか。異なる年齢での絶妙な演技にも注目です。
原作者のヨナス・ヨナソンはデビュー作となったこの作品でいきなりベストセラー作家の仲間入り。実は、彼自身もまた波乱万丈な人生を送っています。新聞記者を経て、メディア会社を立ち上げ、働きすぎで心身ともに燃え尽きてしまい、会社を売却。スウェーデンを離れて家族とスイスへ移住したものの、離婚。猫だけ連れてスウェーデンの田舎でひっそりと暮らしていたそうです。全てを失ってはじめて、自分のやりたかったことに気づくヨナソン。それは、「作家」になりたいという幼い頃からの夢でした。
人生のどん底から生まれたのが、「100歳の華麗なる冒険」の原作「窓から逃げた100歳老人」。まだ読んでいない方は映画とともに、原作も楽しんでみてください。
緻密に描かれた“デタラメ感”はもはや芸術的。ツッコミどころ満載なはずなのに、突っ込む暇もないほど、テンポよく展開され、すっかり笑の渦に巻き込まれてしまうのでご注意を（笑）。
- 窓から逃げた100歳老人/西村書店
- ￥1,620
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この大胆かつ静かにユーモラスを語る北欧スウェーデン（所々ブラック）コメディが、日本でどんな反応を見せるのか？というのも気になるところ。ぜひ劇場でご覧ください。
映画「100歳の華麗なる冒険」は、11月8日（土）、新宿ピカデリー他全国ロードショー！
100歳の華麗なる冒険
（The 100-Year-Old Man Who Climbed Out of the Window and Disappeared）
監督: フェリックス・ハーングレン
脚本：フェリックス・ハーングレン、ハンス・インゲマンソン
原作：ヨナス・ヨナソン
出演: ロバート・グスタフソン、イヴァル・ヴィクランデル、ダヴィド・ヴィバーグ
2013/スウェーデン/115分/カラー/スウェ―デン語・英語・露語ほか/シネマスコープ/5.1ch
©NICE FLX PICTURES 2013. All Rights Reserved
後援：スウェーデン大使館
提供：KADOKAWA、ロングライド
配給：ロングライド
宣伝：クラシック
公式HP：http://www.100sai-movie.jp
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11月8日（土）、新宿ピカデリー他全国ロードショー
