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【映画】アイスランドでひつじ愛を貫きとおす老兄弟の物語『ひつじ村の兄弟』(12/19公開)



アイスランド×ひつじ×おじいちゃん
ひつじ愛を貫くおじいちゃん兄弟の物語

アイスランドのひつじとおじいちゃん。文字で並べてみても魅力的すぎませんか?

家がどこにあるのかわからないくらい広大すぎるアイスランドの村が舞台。40年間絶賛ケンカ中、隣同士に住んでいるのに口もきかないおじいちゃん兄弟がおりました。

先祖代々受け継がれてきたひつじを(それぞれ別々に)大切に育ててきた兄弟。ある事件をきっかけに、村全体のひつじを全て処分しなければならないという状況に追い込まれてしまいます。

何がなんでもひつじを守りぬこうと、あれこれいろいろ奮闘するおじいちゃん。二人のわん曲した愛情は、大切なひつじを救えるのでしょうか・・・?

 

馬々と人間たち 』をも彷彿させる人間と動物のものがたり。ストーリーは深刻なのですが、何気に二人の兄弟の世話役ともいえる犬と、モコモコのひつじたちに癒されます。(『馬々と人間たち』に出演した女優のシャルロッテ・ボーヴィングも出ています)

外でたびたび倒れる迷惑な兄。そんな兄を病院前に放置する弟。
北欧映画の真骨頂ともいえる、じわりとしたブラックユーモアあふれる独特な世界観は必見です。

本作は、今年開催された第68回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」グランプリに輝いたアイスランドの気鋭グリームル・ハゥコーナルソン監督作。長編わずか2作目にして、日本の黒沢清監督や河瀬直美監督作を含む計19本の強豪をおさえてのグランプリ獲得となり注目を浴びました。

俳優陣はアイスランドでは非常に有名な役者たちで、酪農家の生活だけでなく、精神状態をも徹底的に理解してもらい、役に挑んでもらったそうです。

また、作品に登場してもらうひつじを選ぶために、ひつじオーディションを開催。このオーディションが監督にとって楽しかった思い出のひとつだそうで、「動物役者のための賞があるなら、このひつじたちはたくさんの賞に値するでしょう」と話しています。ひつじさんたちの名演技にも注目!

人口25万人に対し、ひつじの数約100万頭という「ひつじ大国」アイスランド。
ひつじを愛しすぎたおじいちゃん兄弟がとった行動とは?

『ひつじ村の兄弟』は、12月19日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!

ひつじ村の兄弟
監督・脚本:グリームル・ハゥコーナルソン
キャスト:シグルヅル・シグルヨンソン、テオドル・ユーリウソン、シャルロッテ・ボーヴィング
2015/アイスランド、デンマーク/93分/カラー/原題『Hrútar』/英題『Rams』
レイティング:R15+
提供:ギャガ、新日本映画社
配給・宣伝:エスパース・サロウ

公式HP:http://ramram.espace-sarou.com
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/hitsujibros
公式Twitter:https://twitter.com/hitsuji_bros

12月19日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

(C)2015 Netop Films, Hark Kvikmyndagerd, Profile Pictures


(2016年04月28日更新)
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