HOME > What’s New > 2016年 > 2016年01月25日

【映画】ノルウェーのあの建物たちも登場!『もしも建物が話せたら』(2/20公開)



ベルリン・フィルハーモニー(監督:ヴィム・ヴェンダース)© Wim Wenders

“もしも建物が話せたら、私たちにどのような言葉を語りかけるのだろうか”をテーマに、ヴィム・ヴェンダース、ロバート・レッドフォードを含む6人の監督が、それぞれ思い出の詰まった文化的建築物の声に耳を傾け、心の声を描くドキュメンタリー。 昨年のベルリン国際映画祭や東京国際映画祭でも上映され、筆者もとても気になっていた作品です。

特筆すべきはなんと、6人中2人が北欧出身監督ということ!

一人は、フィンランドの放射性廃棄物の最終処分場を舞台に我々に“安全とは?”を美しい映像とともにリアルに語りかけるドキュメンタリー『100,000 年後の安全』(※)のデンマーク出身のマイケル・マドセン監督。彼が選んだ建物は、世界で最も人道的と言われ、再犯率がヨーロッパで最も低いノルウェーのハルデン刑務所(ノルウェー・ハルデン)。もう一人は、ノルウェーのマルグレート・オリン監督。屋根を歩いて登ることが出来るオスロのシンボル、オペラハウス(ノルウェー・オスロ)をチョイス。6つの建物のうちノルウェーの建物が2つ登場するというのも興味深い。

▼関連ブログ(※)
【映画】100,000年後の安全 


ハルデン刑務所(監督:マイケル・マドセン)©Heikki Färm

ロバート・レッドフォード監督は、自身が11歳の時にかかったポリオの予防接種を開発したソーク研究所(米・サンディエゴ)を、ヴィム・ヴェンダース監督は地元ドイツからベルリン・フィルハーモニー(ドイツ・ベルリン)を、カリム・アイノズ監督は個人的に関係性のある建物を選ぼうと17歳の時に移り住んだパリからポンピドゥー・センター(フランス・パリ)を、ドキュメンタリーに魂をささげたミハエル・グラウガー監督はロシア国立図書館(ロシア・サンクトペテルブルク)を選択しました。(グラウガー監督は今作が遺作に)

「建物は、あなたが考えている以上に世界に影響を与えている。外から見れば私は小さいが、開かれた社会という理想郷(ユートピア)が私の中に実現している」
(ベルリン・フィルハーモニー/ヴィム・ヴェンダース)


ある時からそこにそびえ立ち、移り変わる季節や街の風景、行き交う人々を見つめ続ける建築物は、我々に何を語りかけてくるのでしょう?

▼北欧区目線での見どころ↓
建物の心の声を聞きに行ってみよう!ドキュメンタリー映画『もしも建物が話せたら』2月20日公開

 
オスロ・オペラハウス(監督:マルグレート・オリン)©Øystein Mamen

もしも建物が話せたら
(原題・英題:CARHEDRALS OF CULTURE)
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
監督:ヴィム・ヴェンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン、カリム・アイノズ
2014 年/ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストリア、フランス、アメリカ、日本/165分/英語
製作・提供:株式会社 WOWOW
配給・宣伝:アップリンク
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/tatemono/

2016年2月20日(土)、渋谷アップリンクほか全国順次公開



(2016年02月09日更新)
このページの先頭へ