日本・デンマーク外交樹立150周年記念イベント「オポジット2017」のオープニングイベントにて、デンマークジャズやアート、ドリンク、ミシュランスターシェフのお料理を堪能してきました。初日5月11日（木）の会場の模様をお届けします！
会場奥は、テーブル席が2列用意されており、座ってお食事しながらのライブを楽しめます。ニコライ・バーグマンのボックスフラワーが飾られていたテーブル席で、フレッシュなアスパラとクランブル、酸味のあるクリーミーなチーズをあわせたミシュランスターシェフの一品。
直前で情報が変わったので、気になるスターシェフ、René Warnさんについて少し調べてみたところ、現在は違うお店で腕をふるっているそうですが、「デンマークで初めて2つ星を獲得したレストランに在籍」していたシェフだそうです。（Nomaですかね？）
ヨルゲン・ラスムセンが1958年にエンゲルブレヒト社（Engelbrechts）向けにデザインしたチェア「KEVI」が並ぶテーブル席。
会場のインテリアはシンプルかつスタイリッシュなデンマークスタイル！シェルフやテーブル、チェア、照明といったインテリアから、デンマーク人アーティストによるアート作品がさりげなくディスプレイされていてとても素敵な空間に仕上がっていました。お手洗いにさりげなく置いてあったハンドクリームやソープもデンマークのものでしたよ。
「オポジット2017」の会場となったスーパー・デラックスのマイクさんと、ジャズ・デンマークのエヴァさんの挨拶のあと、一般のお客様も入店。19時半より、イエペ・シーベア（Jeppe Zeeberg）〔ピアノ〕による演奏がスタートします。
バックに日本の交差点や駅、人が行き交うサウンドを流しながら演奏したり、ピアノ大丈夫かな？と心配してしまうくらいの（！）迫力ある鍵盤さばき。予想不可の自由すぎるサウンドが続くと思ったら、スピーディーでリズミカルで弾むような音、癒されるようなメロディーラインと、めまぐるしく場面が変わります。
およそ45分くらい、ずっと休みなく弾きっぱなし。最先端の実験的なデンマークジャズに圧倒されました。舞台を見ているかのようで面白かったです！ドリンク＆フードの注文の列に並んでいるとき、ちょうど後ろにいたイエペさんに、「ずっと弾きっぱなしで、長い演奏だったのでびっくりしました」と話しかけると、「自分の演奏の中でも長くて。とてもチャレンジングだったよ」とおっしゃっていました。一人でずっと弾きっぱなしって！
休憩を挟んで、次はデンマークでも人気だというSelvhenter（セルヘンタ）のパフォーマンス。ツインドラムに、バイオリン、サックスにトロンボーンの女子5人グループ。冒頭から頭の毛がブワ～っと立つような（！）激しく力強いビートに思わず固まっちゃいました。ただただかっこいい。自由に音をぶつけているように見えて、きゅーっとまとまって、引っ張られる感じ。（全員全力！トロンボーン、かっこいい！）こちらも会場大盛り上がりでした！
期間中はポップアップレストランとしてデンマークのミシュランスターシェフ、René Warnさんが軽食（この日は2品1500円と2500円）を注文することができます。（レストランClouの代役としてRené Warnさんが担当）画像は、丸鶏のソテーにジャガイモ、白アスパラが添えられた一品（2500円）。ミッケラー（Mikkeller）のビールとともに。
このジャガイモがめちゃくちゃ風味がよくて、おいしかったです！さすが北欧。ジャガイモの扱い方をわかってらっしゃる。隅から隅まで、おいしすぎました。鶏がまた柔らかくて、すっごくジューシーで。感動ものの一皿はあっというまに完食。お料理は、デンマークの陶磁器メーカー、ケーラー（Kähler）の器でサーブされます。
5月15日、16日、17日のイベントはキャンセルとなったようですが、1公演2500円（ドリンク別）で、デンマークの今をときめく最先端の音楽やアート、お料理を楽しむことができますよ。「オポジット2017」は20日まで開催。お見逃しなく！
▼オポジット2017公式HP
http://opposite2017.com/
▼詳細やスケジュールの確認は、スーパー・デラックスHPをチェック！
https://www.super-deluxe.com/2017/05/
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