目指すのは、地元に愛されるコーヒーショップフィンランドのコーヒーチェーン「ロバーツコーヒー」が、福岡、埼玉メッツァビレッジに続き、ついに都内初出店!ロバーツコーヒー千歳烏山店が4月20日(土)にオープンしました。
ロバーツコーヒーは、1987年、ロバート・パウリグ氏によってヘルシンキで誕生しました。現在はヘルシンキを中心にフィンランド国内をはじめ、スウェーデン、エストニア、トルコ、カタールなど100店舗以上展開しています。
店内デザインは、本国デザイナーの監修によるもの。千歳烏山店は、エスプラナーディ通りにある元銀行の建物を使ったヘルシンキ本店に一番近い雰囲気になっているとか。
コーヒーチェーンといえども、ロバーツコーヒーは店舗それぞれ全く雰囲気が異なるようです。ロバーツコーヒージャパンのチームは、千歳烏山店オープンに向け、ヘルシンキ内外、ロバーツコーヒーのほか、フィンランド国内のカフェ20店舗をめぐったといいます。
日本で施工するため、壁の色など、さまざまな細かい部分の打ち合わせを現地のデザイナーと行ったものの、日本に帰国してから壁のトーンが微妙に違うことに気がついたりして、現地で使われている淡い色味の調整に苦労したそうです。
こちらのトイレやスタッフルームの扉の色合い、デザインは、まさに本国のロバーツコーヒー。扉のイラストは全店共通の「Robban the happy bean」。
ロバーツコーヒーのキャラクター、コーヒー豆の「Robban the happy bean」。
ペンダントタイプのこちらの照明もロバーツコーヒー全店共通。
コーヒー豆はフィンランドの焙煎所から空輸したものを使用していますが、フードメニューはフードチームが本国の味を日本で忠実に再現したロバーツコーヒー千歳烏山店オリジナル。いろいろ食べ歩き、材料や何が使われているかと徹底的に調べあげ、研究を重ねて作られたという渾身のスイーツやフードが並びます。
シナモンロールだけでなく、冬場の期間限定で登場するルーネベリタルトが通年いただけるという贅沢さ!しかも、ケーキやパン類は、毎朝、店内のキッチンで焼きあげられます。もちろん、1日に焼く数が決まっているので、お早目に。
ロバーツコーヒーにぴったり!シナモンとカルダモンが香るしっとり、どっしりとしたシナモンロール。(カップに入ったデコレーションは、プリザーブドフラワーの虹色のバラだそうです)
シナモンロールをお持ち帰りさせていただきました!10秒ほどチンするとフワフワになりますよ♪ペーパーバッグも可愛い^^
また、フィンランドのカフェをめぐっているときに、遭遇率が高かったという「キーッセリヨーグルト」もメニューに。こちらは、ヨーグルトの上にベリースープとグラノーラをかけたデザート。朝食にも良さそう。また、ゴールデンウイーク後は、夕方からフィンランドのビールやロンケロなど、度数の低いアルコール類の提供もスタートする予定。
プレオープン中は、仕事帰りの人たちが立ち寄って、一息ついてから帰宅するという傾向が見られたそう。また、店内の真ん中にあるソファ席は、自然と相席になったりと、まるでフィンランドのようなあたたかな雰囲気が見られたようです。
本国のロバーツコーヒーをめぐっているときに、非常にフィンランドらしい(?)、ユニークな光景に遭遇したとか。それは突如、何人かのグループが一つの場所に集まり、歌い始めたそうなんです。イベントやパフォーマンスかと思ったら、指揮者も現れ、合唱の練習を始めたのだとか(笑)。元銀行の建物は、まるで教会のように響くためか、ちょうどいい練習場だったのかもしれません。客の中には、そのグループをチラッと見る人はいても、特に気にすることはなく、見守っていたそうです。
街のカフェとして愛され続けるロバーツコーヒー。千歳烏山店もフィンランドのように、地元に愛されるカフェになることを目指していると話していました。
ご家族、お友達、お一人で。のんびりとロバーツコーヒーに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
店長の上澤さん(中央後方)とチーム・ロバーツコーヒー千歳烏山店の皆さん。女性スタッフは頭にバンダナ♪可愛い!オープン直前の忙しい中、ありがとうございました!
ロバーツコーヒー千歳烏山店〒157-0062
東京都世田谷区南烏山6-4-7
京王線千歳烏山より徒歩1分
http://robertscoffee.co.jp/<フードメニュー一部> ※税抜価格
モッツァレラトマトサンドウィッチ 580円
バルサミコチキンサンドウィッチ 580円
ライ麦ブレッド(ソルトバター&自家製ジャム) 250円
クロワッサン 250円
シナモンロール 340円
ルーネベリタルト 330円
ミニエッグパンケーキプレーン 280円
キーッセリヨーグルト 380円 ほか