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【映画】祝10周年!北欧映画の祭典「トーキョーノーザンライツフェスティバル2020」(2/8-14)



今年はどんな北欧映画があるかな?と考えるのが、年明けの定番になっています。2020年の2月もまた、選りすぐりの北欧映画がどどーんと堪能できる北欧映画の祭典「トーキョーノーザンライツフェスティバル2020」(TNLF)が開催されますよ!

同映画祭はなんと今年で10周年。特別企画として昨年末と年始には話題作の再上映や田中千智さんが手掛けたポスター展が実施されました。また、10年分のキービジュアルのポストカードも登場!

2020年のTNLFは10周年にふさわしいラインナップが勢ぞろい!

記念すべき第1回目のTNLFにて上映された、スウェーデンのルーカス・ムーディソン監督作『ショー・ミー・ラヴ』をデジタルリマスターでスペシャル・アンコールとして上映。また、北欧映画界の重鎮、ラース・フォン・トリアーとカウリスマキ兄弟の初期の傑作が特集されます。監督特集では、スウェーデン出身のアンナ・オデル監督のデビュー作と2作目を紹介。

さらに、北欧の話題作を集めたPANORAMAの特集では、サンダンス映画祭で観客賞を受賞したデンマークの『クィーン・オブ・ハーツ(原題)』、日本のポップカルチャーに憧れる少女が主人公の『HARAJUKU』、昨年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で監督賞を受賞したウラー・サリム監督の『陰謀のデンマーク』や東京国際映画祭で上映されたノルウェーの『ディスコ』等も上映。ジャパンプレミアを含む8作品が上映されます。

2019年カンヌ映画祭で「ルイ・ロデレール基金ライジング・スター賞」を獲得した『ホワイト、ホワイト・デイ』は以前から気になっていた作品。また、ノルウェーの2019年アマンダ賞の脚本賞を受賞した『サイコビッチ』も面白そう!

『サイコビッチ』は、学校で問題児の女の子と学習ペアを組むことになった模範生の男の子が、エキセントリックな少女を通じて、周りの期待に応えるために抑圧していた心を開放していくという学園ラブコメディだそう。

日本初お披露目作品オンパレードのTNLF2020!お気に入りをイチ早く探れるチャンス。お見逃しなく!

▼『陰謀のデンマーク』(デンマーク)について
ナショナリズムの現実を投影した政治サスペンス『陰謀のデンマーク』が監督賞を受賞(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019)
▼『ディスコ』(ノルウェー)について
東京で輝いた北欧2作品!『わたしの叔父さん』は最優秀作品賞を受賞!第32回東京国際映画祭


●上映プログラム●

<スペシャル・アンコール>

『ショー・ミー・ラヴ』(1998年/スウェーデン)


『ショー・ミー・ラヴ』

<ラース・フォン・トリアー/カウリスマキ兄弟 ―初期傑作選―>
『メディア』(1998年/デンマーク)劇場未公開
『嘘つき』(1981年/フィンランドほか)ジャパンプレミア
兄のミカが監督を、弟アキが脚本と主演を務めたフィンランドを代表する映画兄弟の船出ともいうべき作品。※併映『ジャックポット2』(1982年/フィンランド)ジャパンプレミア


『嘘つき』

<アンナ・オデル ―監督特集―>
スウェーデン出身のアンナ・オデルに注目し、長編デビュー作・2作目共に監督自身が自身役を務めた異色のドラマを上映。
『X&Y』(2018年/スウェーデンほか)ジャパンプレミア
『同窓会~アンナの場合~』(2013年/スウェーデン)劇場未公開


『X&Y』

<ヴィクトル・シェストレム ―没後60周年―>
『生恋死恋』(1918年/スウェーデン)※柳下美恵さんの生ピアノ伴奏付で上映

<アンデルセン短編集(※2/1 アップリンク渋谷で上映)>
デンマークの児童文学作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの映像化作品の中から、芸術性と技術面などで世界的に高評価だった学研のアート・アニメーション4作品(『マッチ売りの少女』『王様とナイチンゲール』『みにくいアヒルの子』『雪の女王』)を上映。

<北欧パノラマ>
『クィーン・オブ・ハーツ(原題)』(2019年/デンマークほか)ジャパンプレミア
『HARAJUKU』(2018年/ノルウェー)ジャパンプレミア
『ザ・コミューン』(2016年/デンマークほか)ジャパンプレミア
『ホワイト、ホワイト・デイ』(2019年/アイスランドほか)ジャパンプレミア
『ロード・オブ・カオス』(2018年/イギリスほか)ジャパンプレミア
『サイコビッチ』(2018年/ノルウェー)ジャパンプレミア
『陰謀のデンマーク』(2019年/デンマーク)劇場未公開
『ディスコ』(2019年/ノルウェー)劇場未公開


『HARAJUKU』

『ホワイト、ホワイト・デイ』

『サイコビッチ』



トーキョーノーザンライツフェスティバル2020
会場:ユーロスペース(2/1のみアップリンク渋谷)
会期:2020年2月8日(土)~14日(金)
チケット先行販売:2020年1月11日~24日  1300円均一
チケット一般販売:一般 1500円ほか 各上映3日前よりオンライン、窓口にて
公式WEBサイト:http://tnlf.jp/
Twitter @tnlfes
Facebook @tnlfes

<アイスランド写真展>
恒例の「シバノジョシア・アイスランド写真展」では、TNLF10周年に合わせて未発表のオーロラ写真をセレクトして展示。(2/10~16 会場:Gallery Conceal)※アーティストトーク(ゲスト有)2/15(土)18:30~ 料金1,500円(1ドリンク付、要予約)

<SHIBUYA×FIKA>
渋谷西村フルーツパーラー(2/1~14)、LOFT9(2/3~14)にてタイアップメニューが楽しめます。またLOFT9ではアクアビットジャパンによる北欧ミニマーケット(2/3~14)も。ボルボスタジオ青山カフェ&バー(2/8~29)では、ドリンクを注文すると映画の半券提示でスウェーデンの伝統菓子「セムラ」をいただくことができます。

<10周年記念ポストカードセット>
画家の田中千智さんが手がけた10年分のキービジュアルがポストカードに!会期中のユーロスペース窓口や各イベント会場にて販売予定。

<ポスター展>
2011年のスタートから10周年を迎える2020年までをポスターで回顧。(イメージビジュアルは田中千智さんによる描き下ろし)
会場:代官山蔦屋書店1号館2F 映像フロア
会期:2020年1月26日(日)まで延長



(2020年02月04日更新)
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