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【映画】 マッツ・ミケルセン出演作!SF映画『カオス・ウォーキング』(11/12公開)




本日は、今週金曜に公開されるSF映画『カオス・ウォーキング』をご紹介!

 『カオス・ウォーキング』は、アメリカ・カナダ・香港合作のハリウッド映画ですが、北欧を代表するデンマーク人俳優、日本でも高い人気を誇るマッツ・ミケルセンが出演している作品として話題になっています。

いつもご紹介している北欧映画の中には、SF映画というジャンルがほぼ(?)ないに等しいので、今回、とても新鮮じゃないですか?

マッツ作品としては、今年は9月に主演の『アナザーラウンド』が公開。そして11月には出演作『カオス・ウォーキング』、さらに年明けにもマッツ主演作の公開が控えています(こちらはまた詳しくご紹介します!)。引っ張りだこですね!



『カオス・ウォーキング』は、アメリカのダグ・リーマン監督が、イギリスの作家パトリック・ネスの傑作SF小説『心のナイフ』を映画化したもので、主演は、イギリスからハリウッドへ進出し、『スパイダーマン』シリーズといった代表作をはじめ、愛されキャラとして人気のトム・ホランド。共演するのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったイギリス人女優のデイジー・リドリー、そして名優マッツ・ミケルセンと、豪華キャストが登場します。



物語の舞台は、西暦2257年、人類が新天地を求めてたどり着いた星。そこでは、女性は全て消え、男性だけが残り、なぜか頭の中の思考や想像が「ノイズ」として、さらけ出されてしまうという……(ヘンなことを考えたり、ウソもつけない!?笑)。例えば、通り過ぎるだけで、全部、頭の中で無意識に考えてしまっていることが剥き出しになってしまうといった状態。



トム・ホランド演じる主人公トッドは、その星で生まれた若い青年。ある日、地球からやって来た宇宙船が墜落。一度も女性を見たことがなかったトッドですが、たった一人の生存者の女性、ヴァイオラと出会います。

ヴァイオラを捕え、利用しようとするマッツ・ミケルセン演じる首長から、トッドは彼女を守ると決意。村を出てヴァイオラと逃げる先々で、トッドはこの星の秘密を知ることに。壮大なスケールと引き込まれるストーリー展開、魅力的なキャストで最後までワクワク。新感覚のSFエンターテイメント作品になっています。



北欧専門メディアということで、北欧区では、日常のある部分、より人の内面に焦点を当てたりする北欧の映画を見る機会が多い中、こういったSFアクションはとても新鮮に感じました。

頭の中で想像していることや、心の声がダダ漏れという設定からして面白い。まだスマートにコントロールできず、重要なところで思っていることを漏らしてしまう、好奇心旺盛で心優しいトッド役にトム・ホランド。心の声を冷静沈着にコントロールできる頭脳系リーダー役で、キーマンを好演するマッツに注目です。

『カオス・ウォーキング』は、11月12日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国順次公開!



カオス・ウォーキング
出演:トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン
原作:『心のナイフ』(混沌〔カオス〕の叫び1)パトリック・ネス著(東京創元社)
脚本:パトリック・ネス&クリストファー・フォード
監督:ダグ・リーマン
2021年/アメリカ・カナダ・香港/英語/109分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/G/字幕翻訳:大西公子
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
https://cw-movie.jp/

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2021年11月12日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国順次公開



(2021年11月10日更新)
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