
夏至のあたりからのんびりと長期で夏休みに入るフィンランドの人々。フィンランドは国土の75%が森林、80000以上の島々で構成される世界最大の群島地域があり、国立公園でリラックスしたり、島を巡ったりと、さまざまな夏の過ごし方があるそうです。
湖のほとりにあるサマーコテージなどでのんびりとソーセージを焼いて食べたり、サウナと湖を交互に入りながらリラックス…なんてイメージもありますよね。
一度は私たちもフィンランド流の夏休みを体験してみたい!でも、具体的にどんなところがあるのでしょうか?
なんと、夏休みを過ごすのにぴったりな、おすすめの場所を教えてくれるのは、フィンランドのサンナ・マリン首相(とっても親近感!)。マリン首相のお気に入りの夏休みの過ごし方は、家族や友人と一緒に、フィンランドの美しい自然を満喫できる森林や群島でアウトドアを楽しむことだそう。
全部足を運びたくなる!マリン首相がおすすめしてくれた、首都ヘルシンキと首相の出身地である湖水地方の、5つのとっておきの場所をご紹介!

サンナ・マリン首相は、今年5月に来日されました!>>こちら
Photo by Visit Finland、Jukka-Pekka Flander
サンナ・マリン首相おすすめの夏休みスポット5選
■伝統的なスチームバスを体験できる!「ロンナ島(Lonna Island)」(ヘルシンキ)
まず、首相のお気に入り1つ目は、中央のマーケット広場からフェリーで10分のところにあるロンナ島。ロンナ島の木造サウナでフィンランドの伝統的なスチームバスを体験した後はバルト海へドボン!リラックスタイムを過ごすことができます。http://www.lonna.fi/
▼夏を満喫できるイベントも!近いところでは、7/22~24まで、ジャズフェスティバルが開催されます。http://www.lonna.fi/en/events/

Photo by Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellsten

Photo by Julia Kivelä
■ユネスコ世界遺産に歴史を感じる!「スオメンリンナ島 (Suomenlinna Island)」(ヘルシンキ)
2つ目は、8つの島からなる要塞の島、ユネスコの世界遺産にも登録されているスオメンリンナ島。全長6㎞の要塞壁や博物館をはじめ、カフェやレストラン、250年以上の歴史を持つビール工場を訪れることができます。海水浴やピクニックにぴったりなビーチも。https://www.suomenlinna.fi/ja/linnoitusjapani/

Photo by Visit Finland、Emilia Hoisko、Julia Kivelä

Photo by Juha Kalaoja
■ヘルシンキの海岸から船で2分!「ウーニサーリ島 (Uunisaari Island)」(ヘルシンキ)
マリン首相3つ目のお気に入りはウーニサーリ島。カイヴォプイスト公園の近く、ヘルシンキの海岸から船で2分のところにあります。キッズ向けの遊具があるビーチや、近くのリウスカサーリ島と繋がる橋があり、テラスのあるカフェからはヘルシンキの海岸線をのんびりと眺めることができます。https://www.hel.fi/helsinki/en/culture/recreation/islands/uunisaari

Photo by Visit Finland、Kari Ylitalo、Mikko Huotari

Photo by Mikko Huotari
■緑豊かな多彩なコースをハイキング!「セイテセミネン国立公園(Seitseminen National Park/Seitsemisen Kansallispuisto)」(ピルカンマー)
4つ目のお気に入りの場所は、セイテセミネン国立公園。 短いコースから緑豊かな森の中を歩く日帰りハイキングコース、沼地を覆う木製の歩道コースなど、さまざまなコースを楽しむことができます。https://www.luontoon.fi/seitseminen

Photo by Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellsten

Photo by Sannamari Ratilainen
■大自然の中でベリー摘み&キノコ狩り!「ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園(Helvetinjärvi National Park/Helvetinjärven kansallispuisto)」(ピルカンマー)
マリン首相おすすめの5つ目のスポットは、フィンランドにある41の国立公園の一つで、フィンランド語で“地獄の湖”を意味するヘルヴェティンヤルヴィ国立公園(すごい名前ですね!)。大自然の中でベリー摘みやキノコ狩り、海岸で魚釣りも可能。自然享受権により、適切な範囲で、誰でも食料を調達したり、釣りをしたりと、自然を楽しむ自由が認められています。https://www.nationalparks.fi/helvetinjarvinp

Photo by Visit Finland、Tea Karvinen/Visit Tampere、Tea Karvinen

Photo by Salla Penttilä
情報提供:Visit Finland (フィンランド政府観光局)