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【映画】非現実が現実の世界に悠然と存在する……衝撃のアイスランド映画『LAMB/ラム』(9/23公開)




女優ノオミ・ラパスの好演が光る、
カンヌを騒然とさせた話題の衝撃作!


第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で「Prize of Originality」を受賞、アカデミー賞(R)国際長編部門アイスランド代表作品にも選出されるなど、批評家から高い評価を受けたアイスランド映画『LAMB/ラム』。

物語の舞台は、アイスランドの人里離れた山間部。この地には、羊飼いの夫婦イングヴァル(ヒルミル・スナイル・グズナソン)とマリア(ノオミ・ラパス)が静かに住んでいます。ある日二人がいつものように羊の出産に立ち会うと、羊ではない“何か”が産まれてきます。言葉を失う二人ですが、自身の子どものように“その存在”を受け入れ、過去に亡くした娘と同じアダと名付け、育てることに決めました。娘を失い、辛い過去を過ごしてきた夫婦にとって、アダとの生活は二人に生きがいをもたらしてくれます。

ある日、イングヴァルの弟ペートゥル(ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン)が夫婦の家を訪れ、アダの姿を見て困惑。しかし不思議なことに、徐々に仲良くなり、本当の叔父と姪のように慕い合うようになっていきます。アダの誕生で、穏やかな生活が続くかと思われますが、周囲で不審な事件が起きるようになり、不穏な空気が立ち込め始めます。



『LAMB/ラム』の主演・製作総指揮を務めるのは、スウェーデンの大ベストセラー、スティーグ・ラーソン原作の『ミレニアム』シリーズや『ストックホルム・ケース』(日本公開2020年)などで知られる女優ノオミ・ラパス。北欧をはじめ、数多くの作品に出演するラパスは、スウェーデンのイメージが強くありますが、なんと、アイスランドで育っており、『LAMB/ラム』では、難なくアイスランド語での演技を披露しています。35人という極小撮影チームは彼女にとって初めての体験だったようですが、チャレンジ精神旺盛のラパスの演技は、確実にマリアというキャラクターや作品に厚みを加えました。

監督は、「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン2、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など、数々の映画やテレビシリーズで美術、特殊効果、技術部門を担当し、世界での活躍が最も期待される新鋭監督の一人、ヴァルディミール・ヨハンソン。本作が長編デビューとなります。

この物語の特徴は、「現実的なストーリーの中に、一つの非現実的な要素が存在し、一方で、特にその非現実的要素に触れることをせず、他と同様に現実的にしてしまうような物語」と監督。特定なものはないそうですが、多くのアイスランド民話が織り交ぜられているという点も興味深いところです。



撮影でこだわったのは、ロケーション。アイスランド全土を2度にわたって巡り、1年以上かけて探し、国中の農場を訪ねたそうです。映画に登場する動物たち、農場とその周辺といったディテールも注目ポイントです。

作品カットを見ていただくとおわかりいただけると思いますが、チラリと映り込む可愛い羊の姿があります。ふわふわの毛を持ち、穏やかで愛らしい姿の羊のはずなのですが、冒頭からの不穏な雰囲気に加え、設定、内容、展開と衝撃が走りまくります。エンドロールでヘンデル作の「サラバンド」が流れる頃にはゾワゾワが止まらない!夫婦のもとにやってきた“アダ”という存在は一体……?ぜひこの初秋は、こちらの北欧作品をお見逃しなく!

静かなアイスランドの山間部で、ノオミ・ラパスの好演、注目の新人監督、ヴァルディミール・ヨハンソン監督の手腕が光る『LAMB/ラム』は、9月23日(金・祝)より、新宿ピカデリーほか全国順次公開予定!



LAMB/ラム

監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
脚本:ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン
製作:フレン・クリスティンスドティア、サラ・ナシム
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
2021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/字幕翻訳:北村広子/原題:LAMB/106分/R15+
配給: クロックワークス
提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ
宣伝:スキップ
https://klockworx-v.com/lamb/

2022年9月23日(金・祝)より、新宿ピカデリーほか全国公開

©️2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON



(2022年08月30日更新)
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