HOME > What’s New > 2023年 > 2023年06月16日

【イベント】北欧の伝統をいいとこどりした夏祭り「メッツァの夏至祭2023」開催中!(6/25迄)




国内最大級の北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)にて、夏の訪れを祝う北欧の伝統的なお祭り、夏至祭をモチーフに、スウェーデンとフィンランドの伝統文化を体験できる「メッツァの夏至祭2023」が、6月25日まで開催されています。2023年のテーマは「融合」。北欧の伝統のいいとこどりをしたイベントになっています。

1年で最も日照時間の長い夏至を祝う「夏至祭」は、北欧の人々にとって、クリスマスと同様に一年の重要なイベント。スウェーデン出身のタレントで映画コメンテーターのLiLiCoさんも、パーティーアンバサダーとしてメッツァに登場予定です。

今年の夏至祭当日は、6月24日(夏至は6月21日)。北欧の伝統文化をわかりやすく、ぎゅっと詰めた夏至のお祭りを一足先に筆者が体験してきました。「メッツァの夏至祭2023」で、まだまだこれから楽しめる催しをお届けします!


オーランドスタイルのメイポール 


スウェーデンでは、農作物の収穫や子孫繁栄を願い、季節の草花で作った夏至のシンボル「メイポール」を立てて、その周りを音楽に合わせて踊ったりします。

メッツァのメイポールは、スウェーデンとフィンランドの間にあるオーランド諸島のスタイルをアレンジしたもの。オーランド諸島は、フィンランドの自治領で公用語はスウェーデン語という、それぞれの文化が融合した島。オーランドスタイルのメイポールはカラフルな装飾が特徴だそう。場所はノルディックスクエアのスターバックスコーヒー前に立っています。(~6/25)

●スウェーデン式ザリガニパーティー(※予約受付終了)場所:ライトゥリ(カヌー乗り場)
※すでに予約受付が終了してしまったのですが、少しでも雰囲気を感じていただけるよう、初日の取材の模様をお届けしますね。






三遊亭好青年さんと、ザリガニ(エビ?)に扮したスタッフの方が盛り上げてくれました!


初日はゲストとして、スウェーデン人落語家、三遊亭好青年さんが登場。乾杯ソング「ヘーランゴー」を歌いながら、どのタイミングでお酒を飲むのかなど、ザリガニパーティーの楽しみ方を伝授。フィンランドのテーレンペリ蒸留所のシングルモルト「SAVU(サヴ)」で乾杯していましたよ。ザリガニパーティーのカラフルなテーブルコーディネートを担当したのはLiLiCoさん。ザリガ二イラストの紙エプロンやとんがり帽子で現地スウェーデンの雰囲気!



本来ならば、スウェーデンでは、ザリガニは8月頃に解禁されるため、ザリガニパーティーは、“過ぎゆく夏に別れを告げ、秋を迎える準備の合図”となるパーティーなのだとか。日本の北海道のザリガニの漁獲が5月からということで、「日本の旬の時期に召し上がっていただきたいと思いました」というメッツァ側の思いがあり、この時期に実施したそうです。(北海道産のザリガニです!)

▼こちらもぜひチェックを!
ザリガニパーティーに参加できなくても、期間中、「ウチダザリガニでつくるアメリケーヌパスタ」をいただくことができます。3匹分の国産ザリガニを使った贅沢なソースの生麺フェトチーネ。夏至祭限定のスペシャルメニューです。
場所:ヴァイキングホール1階


濃厚なザリガニの出汁のコクと香りを楽しめるパスタ。ペロリといただいてしまいました!


<ここからは、【参加無料、入場無料で楽しめるイベント】です>

●ミッドサマーライブラリー(~6/25)※駐日フィンランド大使館寄贈の図書なども
場所:クラフトビブリオテック(スターバックスコーヒー横)

世界の図書館界をリードする北欧。図書館は、身近な市民の学びの場や生活の場として愛されています。地元の公共図書館や飯能市立図書館との特別企画で、期間限定のライブラリーがオープン。北欧やフィンランドにまつわる本、2015年に駐日フィンランド大使館から寄贈された本など計100冊が集結。(まだ北欧関連本が少なかった1990年代の本もあったりして、懐かしくて震えました



●フィンランドの伝統楽器カンテレのコンサート&体験ワークショップ
(6/25)

カンテレの日本人第一人者、はざた雅子さんによる生演奏、体験ワークショップを1日限りで開催!
コンサート:13:00/15:00 各回約30分 場所:ノルディックスクエア
ワークショップ:14:00/16:00 各回約50分 場所:クラフトビブリオテック(スターバックスコーヒー横)

●フィンランドのかがり火「コッコ」(6/17、24)
場所:ノルディックスクエア(芝生広場)

6/10の初日に行われたコッコは、三遊亭好青年さんが火入れを担当。ちょうど白夜のような明るさの中で、その場にいた来場者の皆さんと徐々に大きくなるかがり火を楽しみました。

フィンランドでは、夏至の週末にサマーコテージに行き、この「コッコ」と呼ばれるかがり火を焚きます。昔は、悪魔の霊を追い払い、豊作を願ったそうです。好青年さんの出身のスウェーデンでは、夏至の時よりも、メーデー(5月1日)の前夜に行われるワルプルギスの夜に、こういったかがり火を焚くというお話がありました。

メッツァのコッコに使われている木材は、飯能の名産「西川材」の間伐材。時間は、17時から30分程度。森や湖を眺めながら、コッコの火に癒されること間違いなし。



●ミッドサマーサウナ(6/18、24)
場所:ノルディックスクエア(芝生広場)
運営:nata studio/ナタスタジオ/横浜市 (nata-studio-architects.com)

サイコロのようなかわいい形のサウナがノルディックスクエアに出現。茶室とサウナをかけて、「茶ウナ」という名前が!入口がまさに茶室の躙り口のようになっていて、薪ストーブのサウナでロウリュも楽しめます。茶室も、サウナも、入れば身分に関係なく全ての人が平等になる、といった点が似ているというのも発見でした。奥深いですね~。

木材の穴や隙間から入る光やロウリュの音が心地よく、白樺の良いアロマの香りに包まれて想像以上に良かったです。サウナを出た後の爽快感をぜひ味わってみてください。そのままの服装で入れるので気軽にスタッフの方に声をかけてみてくださいね。(小さなお子さんにも大人気でしたよ!)


木板のパーツを組み合わせて建てられた移動サウナ。薪ストーブのサウナはなかなか貴重な体験。


●北欧の伝統的なミッドサマーダンス&花冠ワークショップ
(6/18、24)
場所:ノルディックスクエア(芝生広場)

夏至祭といえば、花冠。「夜に違う種類の草花7種類(※8種類や9種類という説もあり)を集めて枕の下に置いて寝ると、夢の中で運命の人に出会える」という、夏至の日の有名な言い伝えがあります。夏至の日は草花にパワーが宿るとか!夏至祭気分を盛り上げるためにも、ぜひ花冠を作ってみましょう。(花冠は本当に気分が上がります!)
ワークショップ:10:00~16:00

また、メイポールを囲んで、フィンランド・スウェーデンの伝統的なダンスを踊るそうですよ。花冠をかぶって楽しみましょう。
フィンランドダンス:13:00/15:00
スウェーデンダンス&生演奏:14:00/16:00
各回約30分

●湖畔の北欧マーケット(6/24、25)※入場無料
場所:ノルディックスクエア(芝生広場)、メッツァアウキオ

北欧ブランド雑貨をはじめ、ヴィンテージ、フード、自然や環境に配慮した素材のものが集結。北欧にまつわる良いものだけを集めた2日間限定のスペシャルなマーケットです。






メッツァの夏至祭2023

metsä midsummer festival 2023会期:2023年6月10日(土)~25日(日)
会場:メッツァビレッジ
https://metsa-hanno.com/lp/midsummer2023/


(2023年06月20日更新)
このページの先頭へ