2009/01/15

「Tokyo Designers Week(東京デザイナーズウィーク)2008」特集!


「Tokyo Designers Week(東京デザイナーズウィーク)2008」
期間:10月30日~11月3日
会場:青山・明治神宮外苑絵画館前ほか


国内最大規模!毎年恒例のデザインイベント
「Tokyo Designers Week(東京デザイナーズウィーク)」メイン会場に行ってきました!

秋深まる10月30日~11月3日の計5日間、青山・明治神宮外苑絵画館前をメイン会場とした東京デザイナーズウィークは今年で23回目だそうです。テーマは「LOVE」。コンセプトは「地球を愛す・人を愛す・モノを愛す」。明治神宮外苑名物のイチョウ並木はまだまだ黄金色には輝いていない時期でしたが、少し肌寒い寒空の中、会場内はデザインを愛する人々の熱気に包まれていました。

まずは「100%design」の会場へ。
今回、北欧区プレス班(といっても寂しく一人でしたが)が注目させいただいたのは、「アイスランド」!アイスランド貿易議会のブースは入ってすぐ、センターの位置にありました。

そこには、家具やインテリア、雑貨、グラス、ニットなど、さまざまなジャンルの作品がずらり。アイスランド・スピリット、そしてアイスランドならではのアイデアがふんだんに盛り込まれた作品の数々に出逢いました。

 

注目のアイスランド・デザイナーはこちら!

■Chuck Mack Design(チャック・マック・デザイン)
家庭にも職場にも便利な「キリンの椅子」や、環境保全を考慮したデザインの「テーブル29」では今年レッドドット賞を受賞。
http://www.chuckmackdesign.com/

■DANIEL MAGNUSSON(ダニエル・マグヌスソン)
たくさんのオモシロをテーマにした木製家具をデザイン。
http://danielmagnusson.net/

■Erla Solveig(エルトラ・ソルヴェイグ)
デンマークで学び、デザイン会社と家具デザインの分野で活躍。
http://www.onecollection.com/AMESEINN/

■Gudrun Lilja(グヴズルン・リリヤ)
光と影を利用した幻想的な棚「FAIRY-TALE(御伽噺)」やアイスランド産溶岩を使用した家具をデザイン。
http://www.bility.is/

■Ingibjorg Hanna Bjarnadottir(インギビョルグ・H・ビルギスドッティル)大ガラス(烏)をモチーフにしたインテリアが印象的。
http://www.ihanna.net/

■Ragnheidur Osp S.(ラグンヘルズル・オスプ・S)
伝統的な家具を今の生活スタイル風にデザインした折り畳み椅子「ピッピ・スツール」をデザイン。
http://www.umemi.com/

■Roshildur Jonsdottir(ロゥスヒルドゥル・ヨンスドッティル)
“魚の骨”を組み立てて、色も自由に塗って楽しめるモデルキット「サムシング・フィッシー」を披露。“プラモデル”ならず“骨モデル”はかなりキャッチーな逸品。
http://www.roshildur.com/

■Snaefrid and Sigridur(スナイフリーズ&シグリーズル)
モノに場所を作り、出来た時間で遊ぶ。人と作品のコラボレーションをテーマにしているデザイナー。人々の日常生活に溶け込んでいくような作品を手がけている。
http://www.snaefrid.is/

■Sruli Recht(スルリ・レヒト)
廃棄物となっていたアイスランド産の羊皮を使い、3メートルの実物大の白熊サイズに縫いあわせて仕立て上げた「白熊のラグ」はダイナミックな作品のひとつ。
http://www.srulirecht.com/

■Studio Subba(スタジオ・スッバ)
明るい配色に、ユーモアなど、日常生活にパワーを与えるヒントになるようなインテリア雑貨をデザイン。陶器やグラスなど。
http://www.subba.is/

■VIK PRJONSDOTTIR(ヴィーク・プリョンスドッティル)
5人のアーティストとアイスランドで最も歴史のあるニット製造業ヴィークルプリョンで出来たヴィーク・プリョンスドッティル。アイスランド産の羊毛を使った作品が多い。
http://www.vikprjonsdottir.com/


また、東京デザイナーズウィークのオフィシャル・バーとしてTOSHIBA「REGZA BAR」が「100%design」会場内にオープン。今年はデザイン・アート・デクノロジーの融合がテーマで、東芝レグザFH7000シリーズと世界を舞台に活躍するプロダクトデザイナーのマイケル・ヤングのデザイン、そしてアイスランド出身のデザイナー、カトリン・オリーナのアートコラボレーションによって実現したBARでした。

美味しそうなスイーツに惹かれつつ、コーヒーで一息。
オリーナさんはユニークなグラフィックスタイルを用いて様々な分野で活躍中。アイスランドの伝統や神話を
モチーフに創作したスタイルが特徴的です。イスも床もオリーナさんワールド炸裂でしたよ。
彼女のグラフィックデザインはインテリアだけでなく、陶器やファッションアクセサリー、靴やスノーボードでも起用されているそうで、今話題のデザイナーさんです。

 

最後に、個人的に興味のあった「CONTAINER DESIGNING TOWN」をおとずれてみました。
貨物コンテナを利用したユニークな演出が人気のイベントで、一つ一つのコンテナがショップに見立てられています。かなり狭そう・・・と思いつつ、あの狭いところにちょっと入ってみたい・・・♪と、なんだかワクワクしながら、ついつい入ってみてしまったり。一つのコンテナにいろんな思いとアイデアが詰まっているのが感じられ、パワーをもらいました!

2009年の東京デザイナーズウィークも楽しみです!みなさんもぜひ行ってみてくださいね☆

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