2010/12/16

HIRAMEKI DESIGN × FINLAND vol.3 @新宿リビングセンターOZONE

HIRAMEKI DESIGN × FINLAND
期間:2010年10月29日(金)~11月7日(日)
会場:リビングデザインセンターOZONE(東京・新宿)
キュレーター:ハッリ・コスキネン&イルッカ・スッパネン

 
 
   

 

引き続き、3階奥のパークタワーホールの作品をはじめ、今回はOZONEプラザまでをご紹介。
今回もこのHiramakiで輝きを放っていた「ファッション」にさらなるスポットを当てて探ります。
フィンランド流、身につけるデザインとは?

   
             

 


Photo by Daisuke Ohki

   

 

ところ狭しと、さまざまなジャンルの作品がギッシリと展示されていますが、やさしい自然な色調がお互いの良さを引き立てているようです。

「あなたも素敵ね」「そちらもね」

殺伐とせず、どこかまろかやな雰囲気が漂ってくるのは、フィンランドという国で生まれたものの持つ空気なのでしょうか。

       
       
       

 

ホールに入ってすぐ右奥、目を奪われたのは、ジュエリーデザイナーのMaria Jauhiainen(マリア・ヤウヒアイネン)の作品。

まさに“芸術”というオーラを放っていたこちらの作品。

アップでよく見てみると・・・

   
     

 

       
       

 


Photo by Daisuke Ohki

   

 

まるで、本物の葉っぱの葉脈のよう。

金属加工の技術と生産工程に関する深い知識を持っているマリア・ヤウヒアイネン。それによって独自のスタイルを築き上げ、ジュエリーやオブジェを制作しています。

すべての作品は自然がモチーフ。

こちらの作品Lehti(レヘティ)は、たまたまゴミを外に出そうとして見つけたキレイな枯れ葉から思いついたものだそう。

ずっとキレイにとっておきたい・・・どうすれば・・・?

その思いから、革新的な技法を駆使して作り上げられたといいます。

ふとした日常の中にある自然の美しさ、はかなさを見事に表現した作品。

とても金属には見えません。

     
       
       

 

こちらは、何を想像しますか?

一瞬、美しい器のようにも見えるこの作品は、Tutu Brooches(トゥトゥ・ブローチ)。ブローチなんです。

ジュエリーデザイナー、Inni Pärnänen(インニ・パルナネン)の作品は、立体的な構造と複雑な襞(ひだ)が特徴。

彼女の作品のベースとなるのは、幾何学的でシンプルなものだそうです。

   
       
       
       

 

   

 

胸あたりにトゥトゥ・ブローチを着けている、こちらの凛とした女性がインニ・パルナネン。

トゥトゥ・ブローチの素材はスチールメッシュ。見た目はまるで布地のよう。スチールメッシュを通して生まれた陰影はこのブローチの最大の魅力。まさにデザインに“光”を取り入れた作品です。

「女性のデコルテ、胸に人の目はいくもの。胸元を飾る”ハッと目をひく”印象的なジュエリーをつくるのよ」と語っています。

     
       
       

 

パークタワーホールの熱気とお別れして、今度は同じフロアのOZONEプラザへ移動。

こちらの会場は天井が高く、空間をふんだんに使ったディスプレイが印象的。中でもやはり、上から吊られたボーダーやカラフルなカラーのワンピースやドレスが目を引きました。

こちらのファッションデザインはVUOKKO(ヴオッコ)のもの。1950年代にはすでに、フィンランドデザインの魅力を世界に知らしめる一端を担う立場にいたというVuokko Nurmesniemi(ヴオッコ・ヌルメスニエミ)の作品です。

デザイナーとしての知名度、影響力のある彼女は、自分の名前を取ったVUOKKOというブランドでデザイン&販売をしています。

これまでに手がけたファッションデザイン、ファブリックデザインは、フィンランドデザインの“古典”と呼ばれる存在。

   

 

   

 

       
       

 


Photo by Daisuke Ohki

   

 

上写真手前のディスプレイ。

ひときわ美しいジュエリーにハッとさせられたのが、Chao & Eero Jewel(チャオ&エーロ・ジュエル)の作品。

こちらはLeaflower(リーフラワー)シリーズ。

エレガントでウィット、そしてクオリティの高さ。手にした人全てが思わず微笑んでしまうようなジュエリー。

森と湖に囲まれた小都市ラハティにスタジオを構え、細かい部分にまでこだわり、すべて手作業で仕上げられています。

     
       
       

 

2005年にエーロ・ヒンツァネン(Eero Hintsanen)とチャオ=シエン・クオ(Chao-Hsien Kuo)夫妻によって設立されたジュエリーブランド、チャオ&エーロ・ジュエル。

二人の出会いはゴールドスミスを学んでいる最中でした。フィンランドと台湾という異なった環境で育った二人ですが、互いの情熱に惹かれ合い、マスター・ゴールドスミスとして認定された後も支え合いながらデザイン・製作に取り組んでいます。

「純粋に美しいジュエリーを作りだすことによって、人に感動を与えたい」と語る二人。

チャオ&エーロ・ジュエルは、Hiramekiのジュエリーデザイナー出展者の中でもかなり注目されていたそうです。

   
     

 

       
       

 

   

 

OZONEプラザ目の前にあるConran cafeが、今回のHirameki開催期間中、iittala cafeに変身していました。

「北欧フィンランドのテーブルウェアブランド iittalaの食器で、テーブルを彩ってみませんか?」というキャッチコピーに誘われ足を向けてみると・・・

残念ながら、4~5人は並んでいたiittala cafe。時間に余裕のない北欧区取材班(約1名)は、こちらのボードだけをパチリと撮り、足早にその場を立ち去りました・・・残念。

日本でも大ブレーク中、北欧ファンでなくてもiittalaの名前の浸透率にはすごいものがあると感じている今日この頃。

iittala cafeでお茶された方、いかがでしたか?

     

 

       
       
  vol.3、いかがでしたでしょうか?
次回はユニークな作品たちが勢ぞろい、そしてデザイナーさんとのお話も弾んだ
1階ギャラリー1よりお届けします。
   

 

 

 

 

 

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