2010/12/21

HIRAMEKI DESIGN × FINLAND vol.4 @新宿リビングセンターOZONE

HIRAMEKI DESIGN × FINLAND
期間:2010年10月29日(金)~11月7日(日)
会場:リビングデザインセンターOZONE(東京・新宿)
キュレーター:ハッリ・コスキネン&イルッカ・スッパネン

 
 
    リビングデザインセンターOZONE1階に降りて、ギャラリー1へ。
思わず触れてみたくなるような、好奇心をかきたてられるデザインがいっぱい。
癒し、驚き、そして笑いが詰まったスペース。
ゆったりと歩みを進めながら、すっかり時間をかけ、佇んでしまったギャラリー1の作品の
魅力をご紹介します。
   
             

 


Photo by Daisuke Ohki

   

 

3階から1階に戻り、ギャラリー1というスペースにやってきました。すっきりとスタイリッシュなディスプレイに思わず、ニンマリ。

入口でおしゃべりしていた3人のデザイナーさん達に軽くご挨拶をして、いざ突入!

       
       
       

 

入ってからすぐに目に留まったのが、こちらのフェルト製のバッグや小物たち。

個人的に好みの素材であるフェルトの小物たちの可愛さに思わず笑みがこぼれてしまう。

デザインしたのは、大阪生まれの日本人、Aika Urata(浦田愛香)。2001年にフィンランドに渡り、ラップランド大学で工業デザインを学んだそうです。

彼女はサンタクロースが住む街としても知られるラップランド地方のロヴァニエミで暮らし、そこを拠点としながら、フェルト素材の作品づくりを続けています。

   
     

 

       
       
     

 

こちらのFolding bag(フォールディング・バッグ)は、日本の折り紙にインスピレーションを得て作られたもの。折りたたんで平らにたためるようデザインされています。

フィンランドの伝統的素材であるウール製フェルトを使いながらも、デザインにはやはり、故郷である日本の影響が反映されていると語る浦田愛香。そんな日本の影響をずっと大切にしていきたいと願っているそうです。

フェルトの持つあたたかな素材に、折り紙の持つシャープなラインがとてもスタイリッシュ。独特の風合いを出しています。

       
       

 

んんっ???

ちょっと今までとは違う雰囲気の作品に遭遇しました。近未来的な光を出していますが、中を覗くと緑が育っています。

これは一体・・・?

こちらは、Magi&Co(マギ・アンド・コー)の「みんな農園のオーナー」という作品。都市部に暮らす家庭菜園愛好家のための現代的なガーデニングキットです。

まるで家電か何かのようなモダンなフォルム。こちらのガーデニングキットなら、一年中、野菜やハーブ、観葉植物などを部屋で手軽に、楽しく育てることができそう。

   

 

     
       
       

 

    たくさんのオーナメントがマンションの住人のようにディスプレイされていました。

こちらは、ヘルシンキを拠点とするデザイン事務所Design Machine(デザイン・マシーン)の作品、Pin-Up & Hunk Christmas Decorations(ピンナップ&ハンク・クリスマスデコレーション)。

通常、クリスマスデコレーションのモチーフといえば、天使やトナカイ、もみの木や雪だるまなんかを思い出します。

そういった伝統的なデザインのものが多い中、デザイン・マシーンはなんと、「ピンナップガール(グラビアモデル)」のセクシーオーナメントを思いついてしまったのだそうです!
       
       
       

 

「ハンク」というのは“セクシーな色男”のこと(またはマッチョ?)。ピンナップガールがクリスマスに寂しくないよう、ハンクをお供につけてあげたのだとか。

ユニークで楽しいデコレーションを考えたのは、Jenni Byholm(イェンニ・ビューホルム)、Susanna Hoikkala(スサンナ・ホイッカラ)、Tanja Sipila(タニヤ・シピラ)の3人のデザイナー。

プロダクトデザイン、陶磁器、ガラス製品を専門としているデザイン・マシーンですが、インテリアデザイン、ファッション、展示会、イベントデザイン、グラフィックデザインなど、幅広い分野で活動しています。

   

 


Photo by Daisuke Ohki

     
       
       

 

   

 

こちらの壁にかかった美しい作品は、How About Viktor(ハウ・アバウト・ヴィクター)の作品、Tangutika set of clothes hooks(タングティカ・セット・オブ・クローズ・フック)。

デザイナー集団ハウ・アバウト・ヴィクターの5人の若手デザイナーの一人、Taina Lehtinen(タイナ・レヘティネン)が手がけたものです。

あらゆる角度に取りつけ可能なハンギングラックは、組みあわせて蔓(つる)のように飾ることができます。

壁に取り付けるだけで、部屋が一瞬にして素敵なギャラリーに変身してしまいそうな逸品。

   

 

       
       
  vol.4、お届けいたしました!
Hirameki、まだまだ続きますよ(笑)
vol.5は、こちらのギャラリー1で作品を展示、おしゃべりに花が咲いたデザイナーさんに
フィーチャーしてお送りします。
お楽しみに!
   

 

 

 

 

 

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