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(c)Utsunomiya Museum of Art / The Essence of Finnish Design and Culture |
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2つ目の会場に入ると、奥のほうから目に飛び込んでくるのは、色鮮やかなファブリックたち。フィンランドを代表するアパレルメーカー、マリメッコ社の代表的な生地がずらりと展示されています。この部屋では、フィンランドの「衣食住」が紹介されており、人々をハッピーにするデザインと生地のクオリティ、流行に左右されないシンプルなフォルムで子供からご高齢の方まで幅広く愛される「衣」の代表・マリメッコ社。「食」は人々の暮らしに根付いているカイ・フランクの「キルタ」やタンブラーシリーズで知られるイッタラ社。「住」は、アルヴァ・アアルトのデザインで、あらゆるシーンで見ることができるアルテック社の家具が展示されています。 |
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フィンランドを代表する家具メーカー、アルテック社のコーナーでは、巨匠アルヴァ・アアルトのチェアや、彼が手がけた「木工レリーフ」が壁に飾られていました。 アアルトは自然と人間が対話し、豊かな暮らしを送ることができるような建物や環境のデザインを心がけたそうです。アルテック社は現在もアアルトがデザインしたチェアや照明の生産を行う一方で、古いスツールを集めてリサイクルをする「セカンド・サイクル」というプロジェクトを推進中。アアルトが築いた精神を後世に伝えようとしています。 |
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自然と人間が共存・対話し、豊かな暮らしを築いていこうとするフィンランドのスタイルは、21世紀に入っても受け継がれており、フィンランドの未来への取り組みなども必見。今後のフィンランドの動きにも目が離せません。 森の中にいるような心地の良いレストラン&カフェや、企画展にまつわる、ここでしか見られないようなフィンランド・グッズ、さらにはフィンランド関連の書籍などを閲覧するスペースもあり、フィンランドの知識をさらに深めることができます。 宇都宮美術館は、8月26日(日)まで。他会場巡回予定。 |
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全国巡回展「フィンランドのくらしとデザイン-ムーミンが住む森の生活」 会期・会場: 2012(平成24)年4月7日(土)~6月3日(日) 青森県立美術館 6月10日(日)~8月26日(日) 宇都宮美術館 9月1日(土)~10月8日(月・祝) 静岡市美術館 10月19日(金)~12月24日(月・祝) 長崎県美術館 2013(平成25)年1月10日(木)~3月10日(日) 兵庫県立美術館 展覧会オフィシャル・ウェブサイト http://www.finland-design.com/ 北欧区ブログ関連記事 http://ameblo.jp/hokuwalk/entry-11192131995.html 宇都宮美術館 http://u-moa.jp/ |
フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活 宇都宮美術館 展示会 ユホ・ヴィータサロ Bunkamura 小坂憲正 エーロ・ヤルネフェルト トゥオヒトルヴィ マリメッコ イッタラ キルタ カイ・フランク アルヴァ・アアルト アルテック セカンド・サイクル カレワラ エリエル・サーリネン