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桜満開の3月末、ヨーロッパ各国の旬な注目若手ブランドによるファッションの展示会weareurope(ウェアヨーロッパ)が開催されました。9回目の開催だったというweareuropeに北欧区が訪れるのは今回が初めて。28日には2回にわけてショーも披露され、会場はとても華やかな雰囲気。
北欧からは8つのブランドが参加。日本でも展開を望む北欧ファッションブランドとは?
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MASKA(マスカ)スウェーデンの「 MASKA(マスカ)」は、ニットウェアのファッションブランド。シルクやモヘア、ウール、カシミヤなど、最高品質の糸のみを使用したニットが並び、上品な風合いと色合いが目を引きます。
フォルムは非常にシンプルでミニマム。流行にとらわれないタイムレスなデザイン。秋冬コレクションにはオレンジやワインレッドといったあたたかみのあるカラーが並んでいました。
ショーではグレー系のシンプルなラインのニットワンピースに、カラフルなタイツを合わせたコーディネート。
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スウェーデンから来日されていたCEOのマリアさんに、「一番好きなスウェーデンブランドは何?」と逆に聞かれ、とまどう北欧区(笑)
日本でスウェーデンのファッションブランドといえば、思いついたのはH&MやHappy Socks。あと、東京・青山に出店したAcneにとても興味をお持ちのようでした。
こちらは日本の代理店があり、日本でも展開中。
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VIBE JOHANSSON (ヴィーベ・ヨハンソン)デンマーク生まれ、イタリア育ちのデザイナー、「 VIBE JOHANSSON(ヴィーベ・ヨハンソン)」が手がけるブランド。ドレープやフォルムが特徴的です。 「重要なのは、まず素材。私のデザインする服は素材選びが非常に大切です。とても慎重に選んでいるんですよ。これはイタリア産のビスコースを使っています」と、彼女が指したのは、とても柔らかでしなやかな生地。 着る人によって、その人にあった美しいフォルムを演出してくれるようなフワリとした生地。ブラックがハードに見えず、エレガントで女性的に見えます。
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ちょうど居合わせた女性が、「私が着ているのも彼女のデザイン。スペインで見つけて購入したんです」と、これまた柔らかな生地で作られたブラックのトップスを見せてくれました。動くたびに流れるようなフォルムが素敵でした。
他にもファンや友達がぞくぞく来場されていたヴィーベさんのブース。とても気さくな人柄で話しやすいヴィーベさん、大人気です。
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実は5ヶ月のお嬢様とご主人と 3人で来日。機内ではずっと寝ていて 全然問題なかったとか。ようこそ日本へ! このあたり一帯、和やかな空気に包まれて いたのは言うまでもありません。
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ちょっとブレてしまいましたが、パパと看板娘ちゃんにばっちりカメラ目線いただきました。さすがイクメンの国、デンマーク。「彼女の言うことは全て聞いてあげなきゃね」とご主人。どうやらこちらのボスは5ヶ月のお嬢様、のようです。 |
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Christian Westphal (クリスチャン・ウェストフェール)
ヴィーベさんの向かいに、ブースを構えていたのが、「Christian Westphal(クリスチャン・ウェストフェール)」。穏やかでダンディーなクリスチャンさん、実はこの方、ものすごい経歴の持ち主でした。
パリの学校で学び、イヴ・サン=ローランやティエリー・ミュグレー、ジョン・ガリアーノ、エマニュエル・ウンガロといった、そうそうたる世界的なブランドのもとでインターンやデザイナーとして在籍し、2007年に自身のブランドを立ち上げました。
男女両方の服をデザインするクリスチャンさん。女性の服に関しては、女性の体の最も細い部分を細く、美しく見えるよう、こだわって作っているそうです。
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すでにヨーロッパ、アジア、中東ほか、世界中で展開。欧米ではよくひとくくりにされがちな、極東アジアにある、中国・韓国・日本ですが、訪れる回数が多いクリスチャンさんは、それぞれに異なる魅力があるよね、と話していました。
「中でも日本はデンマークととても似ている部分が多いですね。自然を敬う気持ちや、自然とともに生きる姿勢など、とても近い」
クリスチャンさんが手がける服の、花のようなパターンの刺繍、着物のような襟のデザイン、プリント柄を見ていると、どこかしら妖艶なアジアンテイストを感じます。
また、コペンハーゲンのホテルNimbのスタッフユニフォームをはじめ、インテリアなど総合的なデザインも手がけるというクリスチャンさん。
iPadで作品集を見せていただいていると、なんと、歌手マライヤ・キャリーさんのドレスも手がけていたことも。
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Dusty Marjut Uotila (ダスティー マリウット ウォティラ)
こちらはフィンランドからやってきた「Dusty Marjut Uotila(ダスティー マリウット ウォティラ)」。メンズオンリーのブランドで、素材はコットンキルト。カッチリとしたシルエットは、男性の体格を美しく引き立てそう。
「なぜメンズ?」と伺うと、「私は自分のため、というよりも、誰かのためにデザインした服を作りたかったの」とマリウットさん。
三つ編みアップのブロンドヘアに、パステルグリーンのシフォンのようなふわりとした可愛らしい衣装をまとっていたマリウットさんから、男性的な服がデザインされるのは、非常に興味深いところ。
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服に付いているタグが、パンツ一丁の、マッチョな男性というのがまたユニーク。
「男の人の服って、すぐにわかるようにね」
マリウットさんもまた、可愛らしいお嬢様とご主人とともに来日。10ヶ月になるのだとか。こちらも機内ではずっと寝ていて良い子だったそうです。
「今朝、初めて椅子につかまり立ちしたんですよ」と、笑顔のマリウットさん。お嬢様のほうは眠いらしくゴキゲンがいまひとつでしたが(笑)、デンマークのヴィーベさんはじめ、家族一緒に来日という、北欧ならではの素敵な光景に出会うことができました。
他ブランドも紹介していきましょう!
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ポップな色使いとグラフィックプリントがひときわ 目立っていたスウェーデンの「MAXJENNY(マッ クスジェニー)」。マックスジェニーさんのピンク ヘアもおしゃれ。注目はリサイクルペットボトル から製作されるプリント柄のアウトドアジャケット。 ヨーロッパを中心に展開。日本にはまだ未上陸。 |
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向こう側に座っているのがデンマークの「Bruuns Bazaar(ブルーンズ バザール)」のデザイナー、ビョルンさん。ロイヤルファミリーとも親交が深いビョルンさんは、「自分は典型的なデンマーク人ではないなぁ」と話していましたが、ノリの良さと陽気な雰囲気がデンマーク人だと思います(笑)
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スウェーデンのブランド「Odeur(オデュール)」。 スウェーデン北部ウメオ出身のPetter Hollstrom とボスニア・ヘルツェゴビナ出身のGorjan Lauseger の男性二人によるブランド。ヨーロッパ、日本を はじめ、世界20ヶ国で展開中。
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デンマークの「AJ.117 Project(AJ.117 プロジェクト)」は、“上質な天然素材を身にまとって欲しい”との願いが込められたブランド。セクシーさと実用性を兼ね備えたアイテムが揃っています。北欧諸国をはじめ、ヨーロッパで展開。日本未上陸。
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