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ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソン生誕100年を記念して開催される「MOOMIN!ムーミン展」がついに始まりました。 |
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「MOOMIN!ムーミン展」は、タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵するムーミンの挿絵原画やスケッチ、習作など、日本初公開となる約150点を含む、約200点のオリジナル原画やムーミン立像、ムーミン谷のジオラマ、映像を通じて、ムーミンとその仲間たちの魅力を紹介する、最大規模のムーミンの展覧会です。 |
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4月16日の初日に行われたオープニングイベント&セレモニーの模様、ムーミンやトーベ・ヤンソンにまつわる豪華ゲストによる貴重なお話などを、詳しくお届けします! | ||
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オープニングセレモニー直前に行われたオープニングイベントでは、ゲストとして、アニメ「楽しいムーミン一家」でムーミントロールを担当された声優の高山みなみさん(左から2番目)、ミイを担当された佐久間レイさん(一番右)、ナレーションを担当された白鳥英美子さんが、ムーミン、ミイ、スナフキンとともに登場。生で聞くムーミンの声、ミイの声に、しびれました! | ||
高山さんは大切にしているというムーミン柄のネクタイを着用。とてもおしゃれで素敵です。みなさんムーミンたちに触れるのは久しぶりかと思っていると、意外と身近なところに。高山さんはお茶碗がムーミン、白鳥さんと佐久間さんはマグカップがムーミンということで、プライベートでもやはりムーミンはいつもそばにいるようです。 | ||
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展覧会会場を見て、「すべてに大興奮しました!」と白鳥さん(左から3番目)。愛情あふれるジオラマも見どころのひとつ。繊細で小さな原画はじっくりと見たくなる内容。本もこんなに出版されているんだとムーミン関連書籍の量にも驚かれていた様子。高山さんは、「(ムーミンは)これだけ多くの人に愛されているんだなとあらためて感じました」と話し、「(展覧会は)一日中居ても飽きないと思います!」と断言。また、「(ムーミンに関われたことは)私たちにとって宝物」と話す佐久間さんは展覧会を見て、「モノクロの世界観なのに、鮮やかな色があふれているよう」と語っていました。ネットやCMでひっぱりだこのミイの活躍ぶりも話題に。 |
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こちらがゲストの皆さんが歓声をあげていた「ムーミン谷の地図」のジオラマ。トーベと弟ラルスが描いたというボードゲームのためのイラストを下地にして制作されたもの。人形制作は谷口千代さん、ジオラマ制作は小長井直樹さん。小さなムーミンキャラクターがあちこちに隠れているので、「ぜひ見つけてみてください」と高山さん。 高山さんはなんと、テレビアニメ「楽しいムーミン一家」の制作発表で、原作者トーベ・ヤンソンに会ったことがあるそうです。白鳥さんも対面したことがあり、トーベ・ヤンソンの印象は、とてもハキハキしていて、凛とした人だったと話していました。 |
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オープニングイベント後はいよいよ展覧会会場入口にて、オープニングセレモニーです。左から東映株式会社代表取締役グループ会長の岡田裕介氏、シンガーソングライターでアニメ「楽しいムーミン一家」のナレーションを担当された白鳥英美子氏、マヌ・ヴィルタモ駐日フィンランド大使、 タンペレ市立美術館のタイナ・ミュッルハルユ館長、株式会社松屋取締役執行役員本店長の古屋毅彦氏によるテープカットで幕が開きました。ムーミン展は、数あるトーベ・ヤンソン生誕100年記念イベントの中で先陣を切っての開催となります。ムーミンもドキドキ?! | ||
ムーミンの聖地といわれるタンペレ市。「タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵するプレミアムコレクションを紹介することができ、大変嬉しく思います」とタイナ・ミュッルハルユ館長が挨拶。 トーベ・ヤンソンが発するメッセージは非常に明確なものだったといいます。「人々に優しく、親切で、広い心を持ち、冒険心あふれる人間になってほしい」と願っていたそうです。自然に生きるもの、特に海に住む生き物を本当に大切にし、愛していたトーベ。次代に生きる私たちに、地球に生きるすべてのものを守っていってほしいと願っていたに違いないとミュッルハルユ館長。 |
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昨夏に着任したマヌ・ヴィルタモ駐日フィンランド大使は、ムーミンは日本とフィンランドをつなぐ上で重要な存在として、大使の職務遂行に非常に役立っていると話しました。大使館員の名刺にすべてムーミンキャラクターのイラストを入れることにより、初対面の人でもすぐ打ち解ける役割を果たしてくれているそうです。ちなみに大使が選んだお気に入りのキャラクターはスナフキン。「ムーミンの親友であり、孤独を愛し、哲学的な旅人。世界中を旅するスナフキンはまさに私のよう(笑)」と、ユーモアを忘れない大使。さすがです。 |
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展覧会会場を出ると、まずはドリンクなどが楽しめる「MOOMIN STAND」があり、展覧会の販売コーナーにはありとあらゆるムーミングッズが広がっています。原画をモチーフにした展覧会オリジナルや松屋銀座オリジナルグッズはもちろん、ムーミン谷博物館のグッズなども。充実のラインナップはムーミンファンも大満足のはず。 |
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展覧会オリジナルグッズでは、「クリアファイル」のほか、デザイン豊富な「チケットファイル」も。デザインは8種(各292円)。 | 書籍コーナーも充実。まだ読んでいないムーミンシリーズなどがあればとにかくこちらへ。ムーミンにまつわる本がずらり! | |||
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MOOMIN!ムーミン展(松屋銀座) 会期:2014年4月16日(水)~5月6日(振・火) 会場:松屋銀座8階イベントスクエア 時間:10::00~20:00(最終日は17:00迄) 入場は閉場の30分前まで 主催:MOOMIN!ムーミン展実行委員会 後援 :フィンランド大使館 協力 :タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館、 フィンエアー、フィンエアーカーゴ、タトル・モリ エイジェンシー、 講談社、谷口千代 企画制作:東映 展覧会HP:http://matsuya.com/moomin/ ※松屋銀座の後、全国9ヶ所巡回予定!詳しくはこちらへ↓ 大規模のムーミン原画展が日本にやってくる!トーベ・ヤンソン生誕100年記念「MOOMIN!ムーミン展」開催! |
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「ムーミン谷の冬」習作 |
「ムーミン谷の冬」表紙絵 習作 |
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「ムーミン谷の夏まつり」挿絵 |
「ムーミンパパ海へ行く」挿絵 |
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「ムーミンパパ海へ行く」挿絵 |
「楽しいムーミン一家」挿絵 |
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会場風景 |
ジオラマ |
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ジオラマ |
ジオラマ |
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トーベ・マリカ・ヤンソン Tove Marika Jansson(1914~2001年) 1914年8月9日 フィンランドのヘルシンキに生まれる。 1928年 雑誌「ガルム」に挿絵を描く。 1943年 ヘルシンキで初めての個展。 1945年 ムーミン童話「小さなトロールと大きな洪水」 (第1巻)出版。 1966年 「国際アンデルセン賞」受賞。 1970年 ムーミン童話「ムーミン谷の11月」(最終巻)出版。 1986年 ムーミン等の原画をタンペレ市立美術館に寄贈。 1987年 タンペレ市立図書館にムーミン谷博物館開館。 |
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トーベ・ヤンソン | ||||
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