2008/06/10 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

スウェーデンに、明るいニュース!

スウェーデン統計局から、スウェーデンの人口は20年以内についに1000万人の壁を突破する可能性があると発表された。
スウェーデンの人口は2004年で900万人を超え、着実に人口が増え続けているという。

人口増加の理由は、まずスウェーデンが現在ベビーブームであるということ。
ベビーブームが始まったのは1999年からといわれており、昨年のスウェーデンの出生率は女性一人当たり1.88と、1994年以来最も高い数字を示している。
出生率は今後何年かずっと上昇し続け、その後女性一人当たり1.87くらいのあたりで落ち着くとみられている。

また、スウェーデンに移住してくる人数も増加の一途を辿っている。
昨年スウェーデンに移住してきた人は今までで最も多く、およそ10万人といわれている。
今年は約6万人の人口増加が予測されているという。

日本でも今月初めに厚生労働省から昨年の人口動態統計が発表された。出生率は1.34と一昨年よりも0.02増加。2年連続で出生率は上昇したものの、スウェーデンのようにベビーブームとは言いづらい。

総務省統計局の調べによると、昨年10月現在の日本の総人口は1億2777万1千人。
一昨年に比べ、ほぼ横ばいだという。男女別にみると、男性は自然減少(※)により3年連続で減少。女性は引き続き増加している。

ちなみに、東京23区の人口が約870万(2008年4月現在)、東京都全域で約1280万人。スウェーデンは0~14歳の年少人口の増加だけでなく、移民の数からみても今後15~64歳の生産年齢人口が増加していく可能性を秘めている。
増加はゆっくりであっても、今回の統計結果はスウェーデンにとって非常に明るい話題。
東京都の人口を抜いてしまう日もそう遠くはないのかもしれない。

※自然増減=出生児数-死亡者数


北欧ニュース編集員


さすがは、スウェーデン!
ママ・パパにとって“快適に子どもを育てられる環境が整っている国”と呼ばれるだけありますね☆ベビーブームとはとっても明るい話題ですよね♪

日本は20代の出産が減ってしまったそうですが(20代自体の人数が減少)、なんと30代後半の出産が増加!人口の多い30代半ばの団塊ジュニア世代の方々が出産したいという意欲が高いそうで、出生数を支えているようです。
また、第3子以上の出産はなんと2年連続で増加。すばらしいですね!

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