さらに高い教育を受けるために学校へ進むか、それとも社会に出て働くことを選ぶか。
岐路に立たされたとき、今ノルウェーの若い世代では勉強を続ける代わりに、稼ぎに出たいという人が増えているという。
調べによると2006年以降、大学に在学している生徒数が4.5%もダウンしており、これは約2年でおよそ6500人もの生徒が減少している計算になる。
ノルウェーは今好景気で、たくさんの中から仕事を選びやすい状況だという。
そのため、長期間高い授業料を払って学位を取得するより、仕事をして稼いでいくほうがより魅力的だと考える流れがあるようだ。
たとえば、オスロ市内のビジネスカレッジで勉強を始めたが、衣料品店で働くことを選んだ男性がいる。なぜ勉強より働くことを選んだかというと、学校で勉強することは良いことだが、実際に外に出て働いて社会で経験を得ることのほうが大切だと感じたからだという。
社会に出る若者が増えつつある現状について教育関係者は、学業より労働を選択する今の傾向にはさまざまな理由があると分析。あまり高いスキルを持っていなくても、労働市場が非常に良い状態であることが大きな理由だとみられている。
たとえ卒業と同時に仕事が確実に決まるという約束があったとしても、長い時間を費やす大学に在籍する気がないというノルウェーの若者事情。
学生を支援する学生ローンも7月から6.2%の金利へと引き上げられてしまうため、大学進学を望まず、社会に出ていきたい若者の増加を後押しする形となっている。
北欧ニュース編集員
いろんな考え方がありますよねー。みなさんはどうですか?
たしかに、社会に出て早く経験を積むほうが良いこともたくさんあると思います☆
学生でいるときって、ポッカリ空いた時間とかに、すごいいろいろ余計な事考えちゃったりするんですよねー。なんで勉強してるんだろ~とか、勉強したかったことはコレじゃない気がする・・とか。でも、その“余計な事”をグダグダ、ウダウダ考えたり、悩んだりする事、そんな時間がとっても大切だったり貴重だったり。
私も、あのときにしか出逢えなかった学生時代に感謝しています。自分を鍛え育ててくれました♪
それにしても、自分の人生に選択肢がたくさんあるなんて、とっても贅沢な時代ですよね☆
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第5回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008の鑑賞券プレゼントの締め切りは10日(木)です。