2008/07/31 今日は「ノルウェー」よりこんなニュースが届きました!

イチゴがピンチ!

ノルウェーの夏の旬の果物といえばイチゴ。小粒だが中まで真っ赤で、芳醇な甘い香りと濃厚な味が大きな特徴だ。そのノルウェーの夏の味が今年、危機に直面している。

ノルウェー東部で採れる人気のイチゴだが、今年7月の時点ですでにイチゴ不足となっている。この地域のイチゴ栽培農家によると、市場が求めている量の約60%しか届けられないという深刻な状態なのだという。

イチゴが最も市場に出回りピークを迎えるのは、サマーバケーションの頃。
美味しいといわれるノルウェー産のベリーの中でもイチゴは絶大的な人気を誇る。
夏の代名詞といえる甘いイチゴがサマーバケーション中に口に出来ないかもしれないという非常事態。毎年楽しみにしているノルウェー人にとっては少々寂しい夏になる可能性が出てきた。

あるイチゴ栽培農家は「40年間もイチゴを栽培してきて、こんな(イチゴ不足の状態)経験をしたことがない」と語っている。一体なぜ、イチゴ不足に見舞われているのか?

イチゴ栽培では稼ぎが少ない上、生活が苦しいのが現状で、そのためイチゴ栽培をやめていく農家がたくさんいるのだという。農家の“イチゴ栽培離れ”が、イチゴ不足につながっているのではないかといわれている。

春になると、オランダやスペイン、ベルギーといった国からの輸入イチゴがずらりと店頭に並ぶノルウェー。もちろん農家たちは自分たちの手がけたノルウェー産イチゴの品質が一番良いと胸を張っている。しかし、安価で手軽な輸入もののイチゴと張り合うのは無理だと口をそろえる。
ノルウェー自慢のイチゴはどうなるのか。今後のイチゴの行方に注目が集まっている。

ちなみに、ノルウェーでは夏以降、ラズベリーやカシス、ブルーベリーといったベリー類が続々と登場。北欧原産の「ラッカ(クラウドベリー)」と呼ばれる黄色の実をつけるベリーなどもあり、季節を感じることができる。


北欧ニュース編集員


イチゴは春のイメージですが、ノルウェーでは夏が旬☆
ノルウェーの夏の話題にはたびたび「イチゴ」というキーワードが出てくるのですが、ノルウェー人にとって、国産イチゴは自慢の逸品なんでしょうね♪
あー食べたくなります~☆
あと、気になるのは「ラッカ」。北極圏で育つ木苺の一種で、赤からオレンジ、黄色に変わるという、北欧でしかみられないベリーだそうです。
赤から黄色だなんて、なんだか北欧らしい幻想的な“お色直し”ですね。


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