世界中で今、音楽CDがなかなか売れない。大手CDショップはともかく、中堅規模のCDショップが今相次いで閉店に追い込まれている。
ノルウェーにもCDショップ閉店の波が押し寄せてきた。2003年以来、音楽CDの売上げはおよそ30%にまで落ち込み、ここ2年間で店の数も3分の1になってしまったという。
音楽CDの人気がなくなりつつある一方で、なんとレコードは今までと同様、コレクター達に堅く支持されており、レコードを専門に扱うショップはビジネスとして成り立っているとのこと。
レコード専門店はレアなレコード盤を求めて訪れる忠実なリピート客に守られているということもあり、トレンドに左右されることが少ないため、今のように音楽業界が元気のない状態にあってもあまり影響がないという。
ベルゲンのとあるレコード専門店は、ダウンロード数がヒットに繋がるというマーケットに自分たちは居ないが、今のところ商売は順調だとコメント。
それは、自分達が築きあげた大切な取引先だったり、他のショップには負けない専門知識を持っているからだという。
深刻な危機にある音楽CD。2002年から2007年の5年間で、CD売上げ枚数が1370万枚から970万枚にまで一気にダウン。ネットで購入したり、ダウンロードできるようになったのが、CDの売上げが減少した一番の理由だ。レコード会社によると、現在ノルウェー国内でCDを販売しているショップはたった130~150店ほどではないかと推測している。
北欧ニュース編集員
私も・・・たしかにCD買わなくなってます。。
でも、車がCDプレーヤーなので、やっぱりCDは欲しいですね~♪
(私の場合・・・聴きたい、というより、歌いたい、からです!)
レコードは、レコードならではの味わい深い音色や、何度聴いてもその都度発見があったりして、刺激的&魅力的なのかもしれませんね☆