2008/10/09 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

カード&バイク、これでアナタもヘルシンキ人

ヘルシンキ市は2010年の夏を目標に、無料で使える自転車「シティバイク(CityBike)」の台数を、現在の150台から1000台に増やしていくことを発表した。

ヘルシンキの住民が無償で利用できる自転車の主な収入源は広告費。その他の支出に関してはヘルシンキ市の経費でカバーされる予定。

自転車の台数増加に伴い、もちろん自転車を置くバイクスタンドも現在の数から大幅に増設される。バイクスタンドは主にヘルシンキ中心部に集中して設置されることになるが、現在よりダウンタウン外へもっと広く点在するという。
電車や地下鉄を利用してもらうためという理由もあってか、シティバイクのスタンドは比較的駅に近い場所に設置されている。

シティバイクを利用するためには「トラベルカード」が必要。
ヘルシンキ首都圏の交通機関を動き回るのに使われるカードで、来年リニューアルされる。シティバイクを使う際、スタンドから外すのに必要となってくるアイテムがこのトラベルカードだ。

トラベルカードはシティバイクのウェブサイトで利用登録する際に必要となってくる。
カードユーザー情報がシティバイクのデータシステムに登録されると、バイクスタンドのカードリーダーで読み取らせるだけで自転車が使えるという仕組みだ。

シティバイクを一度に利用できるのは最大3時間。返却の際は自転車をスタンドに返し、ロックされればOK。ちなみに、これまでの一人の平均利用時間は30分ほどだという。


北欧ニュース編集員


クルマの排気ガスのことなどを考えたら、自転車&電車のコンビは街の空気清浄にも大きな役割を果たしてくれそうですね!ヘルシンキ市は特に、空気のキレイな街としても知られていますよね☆市を挙げて力が入っているかもしれません!

ちなみに、夜間のシティバイクの利用は出来ないそうです。
・・・ってコトは・・・?
朝シティバイク→電車通勤の人は、帰りは駅からどうやって帰るのか・・・という素朴なギモンが・・・!

(1)運動のため歩いて帰る
(2)終電ならず“終チャリ”という運命の時が迫っていることを上司に訴える
(3)どこでもドアを使う


※次号はお休みです

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