ヘルシンキ市内のオリンピックスタジアムで、ある異変が起きた。
サッカーに使用するゴールネットが何者かにガジガジと“かじられた”ような、穴が空けられてしまったのだ。
犯人は、野ウサギ。
今回、ウサギ事件が起こったのはドイツとの対戦を控えた時。試合前にニュースを独占したのは野ウサギたちだった。
夏の間、非常に念入りに、手際よくといってもいいほど、ウサギたちにガジガジ、ムシャムシャと食べられていたと思われるゴールネット。保管すべき場所に保管されていたというのだが、無残な姿になっていたという。
ちなみにゴールネットは非常に丈夫なナイロン製のストリングで出来ており、厚さは4ミリもある。穴は男性が入れるほどの大きなものだったらしく、関係者はショックと驚きを隠せない様子。
公式国際試合を目前に控え、オリンピックスタジアムの関係者は代わりのゴールネットを探すために奔走。しかし、残念なことにフィンランド国内にはぴったり合うネットが見つからなかった。
この緊急事態を乗り切るために、フィンランドは隣国スウェーデンのストックホルムに新しいネットをオーダーし、大至急航空便で送ってもらった。届いたネットはフィンランドの代表選手が練習する直前に無事装着され、事なきを得た。
以前保管していた場所はなんと、金属製の容器やその他備品の下に、野ウサギたちが巣をこしらえていた。そのような場所にゴールネットを置いておいたらネットが無事な訳がない。
ということで、今度は野ウサギにやられないよう、ゴールネットを保管する場所を変更。
ウサギたちが巣を作るために掘ることができないよう、アスファルトで覆われた場所になったという。
北欧ニュース編集員
対ドイツ以前に、対ウサギ、みたいな形になっちゃってましたね・・・汗
今度の保管先は大丈夫なんでしょうかねぇ。試合直前になって、さぁネットをつけよう~といったときに、使い物にならなかったら、かなり焦りますよね・・・しかも国際試合!
ウサギにとっちゃ、なんのこっちゃー?ですかね~。
巣づくりにゴールネットがぴったりだったのかもしれないですけどね。
あまりにウサギさんがお邪魔するようなら、ウサギ小屋を作っちゃうというのはどうでしょう?スタジアムさん?