フィンランドの半数以上の人が「小さすぎる」か、または「幅の狭すぎる」サイズの靴を履いているという。
特に、若い世代の靴の平均サイズは一世代前などと比較しても随分大きくなっている。
しかし、いまだに人は自分の靴が足に合っているかどうかについては無頓着で、窮屈な靴を履いているらしい。
幼い頃からキツイ靴を履いているから、慣れてしまっているのだろうか?
合わない靴が原因で、病気になったり体に問題が出ているかどうかといえば、関連性がはっきりしない。
フィンランドでは、特に女性の足は小さいのが良いという俗説がまだ現在でも存在しているという。今のフィンランド人は、昔の人より背が高く体も大きい。足は体を支えるために非常に重要なもの。もはや“小さい足が良い”ではいられなくなっている。
中央ヨーロッパで実施されたある研究によると、若年層10人のうち8人がキツすぎる靴を履いていたという。フィンランドで実施された調査も似たような結果だった。
これまでフィンランドでは靴選びの際、一般的につま先は0.5センチほどの余裕があれば十分だと考えられていた。しかし、0.5センチでは十分ではないという。
つま先は5本の足の指が自然に広がり、すべての足の指が“歩行に参加できるよう”、余裕をもたせてあげることが必要。となると、つま先は大人で1.0センチほどの余裕を、子供で1.7センチの余裕が理想的なのだそう。
ちなみに靴を選ぶとき、クッション性のあるものは足の負担を軽減してくれる効果があり、かかと部分が厚めでしっかりと包み込んでくれる靴が良いといわれている。
北欧ニュース編集員
フィンランドで“女性の足は小さい方が良い”みたいな説があったとは驚きました!
なんだかアジアっぽいですよね?!
私も靴を試着したときは、つま先がキツくなくて少し余裕があればいいかな~くらいにしか思っていませんでした。けど、つま先1.0センチって!結構大きく余裕もたせたほうが良いんですねー!足の幅も指の長さも人によって全く違うし、市販の靴を選ぶときは慎重にしたほうがいいですよね☆
友人がセミオーダーのブーツを作ってもらっていましたけど、やはりとっても履き心地が良いと言ってました♪
なぜか体が疲れやすい・・なんて方は、もしかして靴を変えるとラクになっちゃうかもしれませんね!