相次ぐ世界金融危機の報道で、無事にクリスマスを過ごし、年越しができるのだろうかと不安な声も多く聞かれた2008年。
北欧諸国でも、クリスマスショッピングにかける費用が例年に比べ、2008年は控えめになるだろうと予測されていた。
例えばノルウェーの師走はどうだったのだろうか?
ノルウェー商品サービス事業連合(HSH)の報告によると、スタートはかなりゆっくりめ。
予測どおり買い控え傾向に見られたが、結果的には2007年シーズンとほぼ変わらない買い物率だったという。どうやらクリスマス直前のラスト数日で、ものすごい勢いで買い物をした人が多かったようだ。
100の大手ショッピングセンターのクリスマスショッピングの売上高を調べた報告書によると、クリスマス直前のラスト1週間の売上げが、2007年の同時期と比較して、2008年は約63パーセントも増加。ラスト1週間でどれだけ多くの買い物の追い込みをかけたかが想像できる。なるべく余計はものは買わず、必要なものを必要なぶんだけ買おうとしたものの、足りないものや買い忘れたものなどが、少しずつ出てきてしまったのかもしれない。
国の経済を左右する目安ともいわれる12月のクリスマスショッピング。
結果的には2007年と変わらないといえど、やはり“最初買い控え”で慎重になったという消費者のリアルな心理が、今後の経済への不安を物語っているといえる。
北欧ニュース編集員
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!
2009年、今年も北欧ニュースをよろしくお願いもうしあげます♪
あたたかいご感想、ご意見など、メールをいただきありがとうございます☆
なかなかお返事できずにいますが、みなさまのお声をしっかりと受けとめ、今後の北欧ニュースに反映させていきたいと思っておりますので、どうぞあたたかい目で見守っていてくださいね。
新年早々、金融危機などのリアルなニュースになってしまいましたが、昨年からいろんな報道が耳に入ってきて、今年はどうなるのかな・・・と不安になっている方も多いと思います。
今年はウシ年ということで、何か良いコトバでもないかなぁと調べていたら、「商いは牛の涎(よだれ)」というコトバを見つけました。
恥ずかしながら慣用句や諺に弱い私で知らなかったのですが、“よだれ”という部分に惹かれてしまいました(←そこ?)
「細く長く垂れる牛の涎(よだれ)のように、商売は気長に辛抱強くコツコツ続けることがコツだというたとえ」らしいです。
商売だけじゃないと思います。いろんな生活のシーンで、焦らずゆっくり、気長に辛抱強くやっていく時って、やっぱりあると思います。気持ちだけは前に前に!みなさん今年もがんばっていきましょう♪