2009/02/10 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

スウェーデン名前人気ランキング2008

2008年に生まれたベビーにつけられた名前、男女トップ10が、スウェーデンの子育てサイト「alltombarn」より発表された。

女の子の名前で最も人気のあったのが「Maja」ちゃん。2007年の2位から見事1位に輝いた。男の子の1位は「Lukas」くんで、こちらも2007年の4位から1位に上昇。

女の子2位はJulia、3位がEmma。男の子2位はOskar、3位がEliasとなった。

2007年、女の子の一番人気だったVilmaは2008年は9位となり、男の子の一番人気だったWilliamも4位に後退。
今回特に目立ったのは、女の子の名前Elsa。2007年の12位から一気に4位にまでランクを上げた。

2007年の時点でもスウェーデンの両親はなるべく“ユニークな名前をつけたい”という風潮がみられたが、2008年も同じような流れがあり、なるべくトップ10リストに載るような名前を避けているとのこと。

しかし、子育てサイトalltombarnによると、親たちはこぞってトップランキングに入っていないような名前、他の子供と重ならない“自分の子供だけの名前”を付けようとするのが今のスウェーデンのトレンドになっているというが、実際にはなかなか難しいようだ。

2008年人気の名前トップ10
(カッコは2007年の順位)

女子
1. Maja (2)
2. Julia (4)
3. Emma (5)
4. Elsa (12)
5. Ella (3)
6. Alice (9) 
7. Linnea (8)
8. Alva (10)
9. Vilma (1)
10. Klara (14)

男子
1. Lukas (4)
2. Oskar (3)
3. Elias (2)
4. William (1)
5. Hugo (5)
6. Alexander (12)
7. Erik (7)
8. Filip (8)
9. Isak (9)
10. Viktor (6)


子育てサイトalltombarn

2007年の「スウェーデン名前人気ランキングTOP10」はこちら!


北欧ニュース編集員


Majaちゃんは「マヤ」ちゃんと読むんでしょうかねー。日本でもマヤちゃんは人気がありそうですね♪
それにしても、まったく誰とも被らない名前って、なかなか難しいでしょうね!
確かに、クラスに同じ名前のコが何人もいると、呼びにくいでしょうが・・・。
そんなときのために可愛い「ニックネーム」もいっしょに考えとくと良いかも?

※次号は2月中旬になります。



◆今春公開!ピエール・ショレール監督作品「ベルサイユの子(原題:Versailles)」」◆

第61回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門出品された「ベルサイユの子」の試写に行ってまいりました。

主演は昨年10月に37歳という若さで他界したギョーム・ドパルデュー。
監督は脚本家として活躍し、この「ベルサイユの子」が監督としてデビュー作となったピエール・ショレール氏です。

“ベルサイユ宮殿”といえば華やかなイメージが膨らみますが、この世界遺産のはずれには、現在たくさんのホームレスが棲んでいるそうです。驚きです。
「ベルサイユの子」は、宮殿のはずれの森で、社会からはみ出て暮らす男と母親に置き去りにされた子供を描いた物語。

すべてを諦め生きてきたような男が、見知らぬ5歳の子供の世話をする羽目になるところから始まり、2人の間にはいつしか本当の親子以上の感情が生まれていくのですが。。

見知らぬ子供とはいえ、無視できないのが人間の性とでもいうのでしょうか。オトナがどんな環境にいようとも、理屈をこねようにも、何か言い訳をいいたくても、まっすぐで澄みきった眼差しで見つめ返されると、こんなにまで心を揺さぶられるものなのかなと思いました。子供のパワーを改めて思い知らされます。

5歳児・エンゾ役のマックス君はパリの学校に通う小学生。今回が映画初出演だそうです。
エンゾ君が可愛くて可愛くて、見ているだけで最初から涙がポロポロと出てきて焦りましたっ!

「ベルサイユの子」は、今春シネスイッチ銀座ほか全国順次公開です!
http://www.zaziefilms.com/versailles/

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