2008/04/29 今日は「日本・スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

その瞳と笑顔には、かなわない!


『やかまし村の子どもたち』
/配給:アスミック・エース


『やかまし村の春夏秋冬』
/配給:アスミック・エース


『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』
/配給:アスミック・エース

スウェーデンの人気名作映画がやってくる。
大人から子供まで、幅広い世代がいっしょに楽しむことのできる選りすぐりの作品が集められた映画特集「CINEMA SPECIAL あの瞳に会いたい 3 ~その田舎の町を、その大いなる大地を、見つめ続ける、まっすぐな瞳~」が、三鷹市芸術文化センターにて開催される。

5月10日(土)に上映されるのは「やかまし村」シリーズ。「長くつ下のピッピ」や「ロッタちゃん」などで親しまれている童話作家アストリッド・リンドグレーンの名作「やかまし村の子どもたち」と「やかまし村の春夏秋冬」の2本立て。

日本にもファンの多い「やかまし村の子どもたち」。わずか3棟しかないこじんまりとした村で、四季折々の美しいスウェーデンの自然の中を縦横無尽に遊びまわる6人の子ども達の物語だ。
キレイな空気にキラキラと輝く光の中で、笑い声とともに伸び伸びと成長していく子ども達の“心の輪郭”が鮮やかに表現されている。

「やかまし村の春夏秋冬」は「やかまし村の子どもたち」の続編。クリスマスのそり遊びをしたり、子ども達だけで新年を迎える計画を立てたりする中で、今度はどんなドラマが生まれるのかいっしょにワクワクしてしまいそう。一生懸命泣いたり笑ったり、子ども達はその瞬間瞬間をめいっぱい生きている。無我夢中でひたむきな彼らの姿に心打たれてしまうだろう。

また6月14日(土)には、ラッセ・ハルストレム監督の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」が上映される。こちらもスウェーデンの映画で、舞台は50年代末頃。母親の元を離れ、遠い親戚の住む村に預けられる、ちょっぴり泣き虫なイングマル少年の物語だ。さまざまな人との出会いを通じて少しずつ逞しく大人に成長していく少年の心とその姿が描かれている。

豊かな自然に囲まれて、のんびりとやさしい風にふかれながら、ゆっくりと時が流れていく。
見ているだけで、子ども達といっしょにいるかのような気分になってしまうかもしれない。
どこまでもエネルギッシュでシンプル。まっすぐな瞳たちは、私達が忘れかけている大切なものを教えてくれるに違いない。

 

「CINEMA SPECIAL あの瞳に会いたい 3」
~その田舎の町を、その大いなる大地を、見つめ続ける、まっすぐな瞳~

≪上映スケジュール≫

5/10(土)
『やかまし村の子どもたち』(1986年/スウェーデン/90分)
『やかまし村の春夏秋冬』(1986年/スウェーデン/86分)

6/14(土)
『天空の草原のナンサ』(2005年/ドイツ/93分)
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985年/スウェーデン/102分)

7/26(土)
『がんばっていきまっしょい』(1998年/日本/120分)
『天然コケッコー』(2007年/日本/121分)

※公演スケジュールやチケットに関しての詳細はこちら!↓
(財)三鷹市芸術文化振興財団


北欧ニュース編集員


「CINEMA SPECIAL あの瞳に会いたい 3」では、スウェーデンの他にもドイツや日本の作品も上映されますよ。2本立てという贅沢さ☆
ぜひ足を運んでみてくださいね!

残念ながら2002年1月28日に亡くなられたアストリッド・リンドグレーンさんですが、児童青少年文学に対して表彰される「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」が2002年にスウェーデン政府によって創設されました。
2005年には絵本作家の荒井良二さんが日本人初の受賞者となっています。
こちらも読んでみてくださいね!↓↓
日本人初!“児童文学のノーベル賞”受賞

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