2009/03/03 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

「冬イコール雪」は、もう過去の話?

地面に雪は積もっている。しかし、北国特有の、フィンランドのあの“たっぷりの雪”がこれから先も見られるのかというと、疑問の声があがっている。

フィンランドの環境管理機関SYKEの予測では、今まで降って積もっていたような雪は、南フィンランド地域では見られなくなるのではないかというのだ。

フィンランド南部の雪に影響を与えているのは温室効果ガス。
今世紀までに、フィンランドの平均気温は3~7度も上昇すると推測されている。

冬と夏を比較すると、夏時期より冬時期の方が気温が上昇するらしい。
さらに降水量も増加するという。しかも、降水量は冬の時期に多くなるとのこと。今後南フィンランドの冬は、雪のかわりに雨が降る可能性が大きい。

今後のフィンランドの気候に残念なムードがたちこめている中、SYKEと環境省が出した「The State of the Environment in Finland 2008」のオンラインレポートでは、雪のない冬になるかもしれないという予測を、“気候変動は進んでいるけれども、それを減速する方法はまだある”と前向きにとらえているという。


北欧ニュース編集員


写真は2月中旬に新潟(上越)に行ったときのものです。
とってもザラメ雪でした。(わかりにくくてすみません)

ちょうど、日本は全国的に気温が上昇し、おかしな気候でした。
新潟で、雪山での雨は初体験!スキー&スノボ人生初の雨でしたよ。
4月くらいなら雪山のスカスカ具合、木々や地肌が見えたりするのはわかりますが、シーズン真っ最中なのに・・・!!

雪解けの音があちこちから聞こえてきました。とても寂しく感じました。
雪がないと、やたらリアルに感じます・・・
あぁ、、やっぱり温暖化進んでいるのかな・・・と。

「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」
何十年後も、何百年後も、同じ美しい景色がそこにありますように。

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