ネット上に自分のプロフィールなどを載せて、コミュニケーションを取ることができるソーシャル・ネットワーキング・サービスについて、興味深い調査結果が発表された。
今回の調査はは、スウェーデンの人材紹介会社Manpowerと調査&コンサルティング会社のKairos Futureによって、各世代のスウェーデン人1万人を対象に実施されたもの。
スウェーデン人のソーシャル・ネットワーキング・サービス利用経験や利用目的などが、各年齢層で多少違いがあることがわかった。
まず、米ソーシャル・ネットワーキング・サービスのFacebook(※)に登録しているスウェーデン人メンバーのうち、1980年代生まれが72%。一方1940年代生まれで登録している人はたった12%という大きな開きが見られた。
就業時間内にログインしていてもOKだという考えについても、世代で多少違いがあった。
1980年代生まれのユーザーのうち「就業時間でもOK」と答えたのは80%。
若い世代のほとんどの人が仕事中にログインしていても平気だと考えている。一方、1940年代生まれのユーザー内でOKだと思っているのは58%だった。
若い世代のユーザーは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスをコミュニケーションツールとしてみている。友人が何をしているのか、友人とのやりとりなど、関わっている人の最新情報を常に知ることができる手段として利用している。
年齢層の高いユーザーもまた、ネット上で友人と連絡を取り合うことでコミュニケーションを楽しんでいる様子。
ソーシャル・ネットワーキング・サービスを使って仕事のオファーを得ることも多い。
全ユーザーのうち、およそ30%の人がオファーを獲得しているという。たとえば、コンサルタントや運送業、海運業の仕事、外食産業やケータリングサービスなど。
小売業や公共サービスといった分野でのオファーはそれほど多くないとのこと。
(※)Facebook
アメリカのソーシャル・ネットワーキング・サービスの一つ。
全米の大学をつなぐソーシャルネットワーキングサービス(SNS)として2004年2月にサービスを開始。2006年9月より、メールアドレスがあり、特定の年齢に達した者であれば誰でも入会が可能。
北欧ニュース編集員
みなさんお花見しましたか?春って良い季節ですよねー☆☆
この春、とっておきの俳優ガエル・ガルシア・ベルナル映画2作品のお知らせです!
2007年カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作品で、ベルナル初監督・主演作品の「太陽のかけら(原題:Deficit)」、そして2007年トロント映画祭巨匠部門出品作品で主役を演じた「失われた肌(El Pasado)」をご紹介します。
2008年初夏から故郷メキシコで5ヶ月にも及ぶロングランを続け、大ヒットを記録したという「太陽のかけら」。
陽気に遊ぶ若者の間でひとつの事件が引き金となり、“植民地支配側と先住民側の格差社会”という長年国が抱えている問題が浮上してしまいます。
ベルナルはこの映画の中で母国で常に感じているメキシコの表と裏を絶妙に描きあげています。
もう1作品、俳優としてのベルナルが熱演したのは「失われた肌」。
一変して、こちらは深く激しい愛の物語です。
幼い頃からの恋人で結婚12年目を迎えたリミニ(ベルナル)とソフィアは、別れを決心。
離別後、ソフィアは突如異常な執着をリミニに見せはじめ、すべてを奪っていきます。
すべてを奪われたにもかかわらず、ソフィアを切り離すことができないリミニ。
翻弄され、苦悩し続けるリミニを演じるベルナルの姿は美しささえ漂ってきます。
男女の、人間の愛憎が激しく描かれている作品です。
深いです、コレ。そして、ベルナル氏、セクシーです。
流れるままに、流されるままに、その翻弄されていく姿に胸がしめつけられました。
◆「太陽のかけら(原題:Deficit)」
◆「失われた肌(El Pasado)」
ただいま上映中!詳しくは公式ホームページでチェック!
http://www.gael.jp/