2009/04/23 今日は「日本・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー・アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

心の豊かさを教えてくれる北欧デザイン



エコ大国としての北欧、デジタル大国としての北欧、そしてデザイン大国としての北欧など、日本で「北欧」から連想するものがここ十年ほどでグンと増えてきた。
中でも日本のインテリアにもスッと馴染んだ「北欧デザイン」は、モダンデザインを演出するアイテムとして定着しつつある。

今回、北欧が生んだデザインを改めて生活文化の背景から紹介してくれる「北欧の生活デザインと文化展」が新宿リビングデザインセンターOZONEにて開催される。

ところで、北欧デザインは一体どうやって生まれてきたのか?

北欧は物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを重要視してきた国。
シンプルでありながら、使いやすいように考え抜かれ、しかも末永く使うことのできるデザインが生まれたのは、“自然と人が何よりも大切な国の資源”といった北欧社会の考えが大きく関与しているという。

「北欧の生活デザインと文化展」では、椅子などの家具類から、照明、食器類といったインテリアを中心とした製品約150点が一挙に公開される。
北欧各国の代表的な椅子が展示される中で興味深いのが、古い年代と新しい年代の同じデザインの椅子が比較して紹介されるというもの。年月が生む美しさに注目。

また、長い北欧の夜を快適に過ごすための知恵が詰まった照明器具、キャンドルやキャンドルホルダーをはじめ、工夫がいっぱいのグラス・ポット・皿・トレイ・鍋・テーブルカトラリーといった食器類。モビールやオブジェ、玩具などのインテリア雑貨から、屋外キャンプ用カトラリーやガーデン用の刃物類まで、北欧を代表するデザインを一同に見ることができる。

デザインの特性や制作された当時の社会背景にふれつつ、北欧の文化や風土も丁寧に紹介される予定。質の高いライフスタイル面において世界の先駆けと注目される「北欧」から、何か素敵な暮らしのヒントが見つかるに違いない。

「北欧の生活デザインと文化展」は、5月14日(木)~6月23日(火)まで。


北欧ニュース編集員


北欧デザインって、日本でもスタイルのひとつとして定着してますよね☆
もちろん多少流行などはあるかもしれませんが、自分のスタイルに少しプラスするだけで、気分も雰囲気も変えてくれますよね。
流行に左右されにくいのは、どんなものにも合う不思議なシンプルさとその質の高さ。
愛着もわいて、リピートしたり。食器やカトラリーなんかは、その使いやすさにいつの間にかジワジワと集まっていた、なんて方もいらっしゃるのでは?
モノを大切にする人は、きっとヒトも大切にする。
モノの良さを理解しようとする人は、きっとヒトのことも理解しようとする。
私はそう思います。そしてこれもまた、心の豊かさにつながっていくんじゃないかと思います。
みなさん、よいGWを!!

※次号は5月半ば~を予定しています。

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