2009/06/09 今日は「デンマーク」よりこんなニュースが届きました!

犬を飼うのに、免許が必要?

飼い主を癒してくれる可愛い愛犬たち。飼う人もさまざまなら、犬もさまざま。
キャンキャン、ワンワン吠えるくらいならまだしも、人に向かって噛みつこうとしたりという危険な行動をする犬が増えているという報告が最近多いらしい。

そのためマナーを身につけるために、犬のためのトレーニングプログラムを受ける飼い主もまた多くみられる。しかし、犬だけではなく、“飼い主”もきちんとしたトレーニングを受ける必要があるという意見が浮上しているというのだ。

調べによると、デンマークでなんと4人に3人が飼い主用の訓練コースを必須事項として受講するべきだと回答。これから犬の飼い主になろうとする人を対象に、飼い主としての心得を学習し、合格者だけに犬を飼う資格が与えられるという提案に多くの人が賛同している。

またmetroXpressとYouGov Zaperaのアンケート調査によると、回答者のうちおよそ72%が“飼い主ライセンス”のような犬を飼うための資格証に賛成。
ここ最近、闘犬用として育てられたある種類の犬について議論が浮上した直後のアンケート調査だったため、高い支持率となった模様だ。

政府ではまだ議論段階のようであるが、支持をしている政党もあるという。
飼い主ライセンス案が通れば、全犬種の飼い主にライセンス取得の義務が課せられることになる。

ある動物保護団体によると、現在年間およそ15000もの犬が安楽死させられているとのこと。飼い主がもはや自分の犬をコントロールできなくなったから、という理由が多いらしい。

本来ならば、一人一人の常識と判断で動物をていねいに飼えばライセンスなど必要ないのではないかと言いたいところだが、ライセンス取得は命を扱うことの大切さや責任を改めて学習する良いチャンスになるのかもしれない。


北欧ニュース編集員


なるほど、飼っている側もちゃんとそれなりに勉強しないといけませんよね。
生き物を飼うには、それなりの責任と覚悟がいりますよね。“責任もってワンちゃんを大切に育てることを誓います!”って、かんじでしょうか。
ワニとか大型爬虫類を飼っていて、大きくなりすぎたからといって、どこか適当に放置(放棄?)したというニュースもたまに耳にしますよね。
飼う前にちゃんと考えて、飼ったら最後まで可愛がってあげましょうね♪

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