“ラグジュアリー”を感じるデザイン大集合！
 「Corset Boot(2009)」 designed by Minna Parikk  「Aki Choklat for Lahtiset(2009)」 designed by Aki Choklat  「Rinsessa evening gown(2007)」 designed by Seija Lukkala  「Crew bags(2009)｣ designed by Harri Koskinen |
６月半ばよりデザイン・フォーラム・フィンランドにて、夏のデザイン展「LUKSUS 09」が開催されている。“Luxury（ラグジュアリー）”というものの、さまざまな見方・視点を提案している内容だ。
“Luxury”とはいったい何か？
“豪華さ”や“高級感”を示す言葉だが、今の時代の“Luxury”は、ただゴージャスで贅沢なものを指すだけでなく、伝統的で時間をかけて作りあげる高等な技術や環境に良い素材を選ぶとともに、最新技術も取り入れることが大切なのではないかという。
デザイナーやメーカー、作業工程の狭間にある数々の情報が、出来上がる製品にユニークさ、魅力、そして価値を生む。
「LUKSUS 09」展では、まさにこれからの時代の“Luxury”なプロダクトがずらりと並ぶ。
作品ジャンルはさまざまだが、まず足元から始まる“Luxury”を見てみたい。
Minna Parikkaデザインの「Corset Boot」はサテンのリボンのついたシューズ。ほんのちょっとのアイデアで、履く人に“特別な場所にでも出かけようかと思わせる”逸品だ。
また、Aki Choklatの新作“Lahtiset”はフィンランドの伝統を取り入れたフェルトで作られたシューズ。フィンランド人に馴染みのあるフェルト製シューズには、おおらかで、リラックスできる演出が感じられる。ちょっとしたデザインとアイデアに、“Luxury”な要素が詰まっている。
「LUKSUS 09」展には、Vesa Jaasko、Aino Vepsalainen、Elizabeth Salonen、Stepan Sarpaneva、Harri Koskinen、Visa Rauta、Seija Lukkala、Aurora Raiskinen-Kujanen, Mari-Pilvi Junikka、Saara Lehtonen、Minna Parikka、Aki Choklat、Jukka Rintala、Siidaa Aberra、Pekka Kulmala、Inni Parnanen、Asa Hellman、Erna Aaltonen、Anne Kyyro Quinn、Virpi Vesanen-Laukkanen、Ritva Puotila、Alexander Lervik、Jutta Johansson、Chao-Hsien Kuo、Isla MyllysそしてGreta Muuriといった、多彩なデザイナー達が参加。
数多くの“Luxury”デザインでにぎわう「LUKSUS 09」展は、見どころ十分に違いない。
「LUKSUS 09」展は、２００９年８月３０日まで。
北欧ニュース編集員
３つ目の画像のSeija Lukkalaさんがデザインした「Rinsessa evening gown」に、私は目を奪われてしまいました。このドレス、なんと昔のフィンランドの軍隊が使っていた“パラシュート”の生地から作られたものなんだそうです！！なんともエレガントに、まさにラグジュアリーに変身しましたねー♪色合いといい、素敵です☆
４つ目の｢Crew bags｣ は、フィンランドを代表するデザイナーHarri Koskinenさんの作品。
これは名前からいって、みなさんもこのバッグの素材、お分かりですよね？
船の“帆”をリサイクルして作ったものだそうですよ。とっても上品な仕上がりですよね☆
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