アイスランドのHusafellという街で不思議な出来事が起こった。
13歳の少女が夜中に他人の大型車を持ち出して運転。それもなんと運転している最中、どうやら少女は“ぐっすり眠っている”状態だったというのだ。
運転した車はトヨタのランドクルーザー。車幅のある大型車だ。この車を、しかも寝ているまま運転していたという、なんとも奇妙なニュースに注目が集まった。
少女は普段から“夢遊病”、専門的いうところの“夢中遊行”の症状があったという。
夢遊病は睡眠中に起こる異常行動のひとつ。無意識のままに起き上がって歩きまわり、自分一人で再び寝床に戻ってくる場合もある。夢遊病では感覚器官は機能しているため、障害物を避けたりすることができるのだそう。翌日目覚めたとき、自分が何をしたのか全く覚えていないのも特徴とのこと。
少女に持ち出された車のオーナーの話では、まず少女が滞在していたHusafellにあるサマーハウスから、車のカギが保管してある家までの長い距離を夢中歩行していたという。
そして、「夜の不審者より」と書いたメモをオーナーに残すと、車のカギを取って運転していってしまった。
少女の父親から少女が夢遊病だという話を聞き、車のオーナーはその話を疑うことはなかったという。というのも、少女が走り去っていった車の中はそのままで、貴重品を奪うわけでもなく、被害のないままオーナーのところに戻ってきたからだ。
心理学者のJulius K. Bjornsson氏も今回の出来事にはかなり驚いた様子。
なぜこのようなことが起こったのか、理由もわからないし、説明もつかないようだ。
いまだに信じがたいと言うBjornsson氏。今までに今回のような事を聞いたことがないという。
北欧ニュース編集員
ビックリ事件ですねー!
夢遊病の人は、家の中を歩きまわっていても大抵目が覚めたりするらしく、今回の13歳の女の子のことは本当に珍しいと専門家は言っているそうです。
遠くまで運転していって、もし全く知らない土地で目が覚めてしまった時の少女のことを思うと、今回はケガもなくちゃんと無事戻ってきてよかったですよね!
それにしても、ランクル運転できるなんてスゴっ!