海外の人にとって、スウェーデンの印象はどのようなものなのだろうか。
よく挙げられるワードは、「雪」「美しい自然」「金髪」などだという。
「外国の観光客がスウェーデンのことを思う時、どのようなことを思い浮かべるか」という調査をスウェーデンの政府関連機関であるVisit Swedenが実施。
デンマークやドイツ、フランス、英国、アメリカといった国々からスウェーデンを訪れたおよそ15000人以上もの観光客を対象に、スウェーデンを連想する言葉を尋ねてみた。
かなり多くの人がまず出したワードは「寒い気候」と「美しい自然」に付随したものだった。
興味深いのは、国ごとに違うスウェーデンへの印象。
フランス人だけに特定すると、10人に1人が「スウェーデン=ブロンドの髪」だったという。
一方、ドイツ人の10人に1人が挙げたのは動物の「ヘラジカ」。
近隣国のデンマーク人は「お金があればたくさん楽しみが得られるところ」、英国人はスウェーデンを「なんでもとても高いところ」だという印象があるようだ。
スウェーデンを連想する新しいワードのひとつに、「推理小説作家」が浮上。
Henning MankellやStieg Larssonといった名前も挙がっている。特にフランス人はStieg Larssonの小説が大好きな人が多いという。
また、他の国とイメージが混乱している外国観光客もいる様子。
たとえばアメリカ人観光客はスウェーデンと聞くと「チョコレート」を思い起こすらしい。
もしかして“スイス”と重なっている可能性大。
さらにフランス人の中には「フィヨルド」を挙げた人もいるという。場所も近いことから、近隣のノルウェーと大自然のイメージがいっしょになっているのかもしれない。
北欧ニュース編集員
みなさんはどうですか?
私のスウェーデンのイメージはスタイリッシュ。写真のようなガムラスタンの街並みなどからしても、ありのままが洗練されていて美しいというのが印象です。ストックホルムしか知らないからかもしれませんが。。ラップランドの風景なども、いつか見てみたいです!
アメリカ人の“チョコレート”にはウケちゃいました!(Swissと「Sw」で始まるところがちょっと似ているし?)ベルギーとかスイスとか、混ざっちゃってるかも?!
アメリカ(カリフォルニア州)でのコトですが、まだ普通にマゲを結っているサムライがいると本気で信じている人がいたり、「日本って、中国の中にあるんでしょ?」と真顔で話すティーンのコがいましたからねー!(汗)
国それぞれ、人それぞれ、イメージが違うのって面白いですね!
※次号は8月末頃配信予定です。