2009/09/15 今日は「デンマーク」よりこんなニュースが届きました!

人魚姫に代わる、新しいコペンハーゲンの顔とは?

デンマークのコペンハーゲンのシンボルといえば、人魚姫の像。
人魚姫の像は、もちろん古くから親しまれている街の象徴だが、ここに来て、そろそろ街の新しいシンボル、またはアトラクションなどがあってもいいのではないかという意見が浮上している。

今新しいシンボルの候補者として考えられているのが、高さ50メートルを誇る「観覧車」。

コペンハーゲン市のエリアマネージャーを務めるHugo Prastegaard氏の話によると、現在Axeltorv Squareにそびえ立つ観覧車だと、目立つ上にシンボルとして人を呼び込みやすいという理由からか、イベント主催者達がイベント開催許可を得やすくなるらしい。

3~4年前までは何でも許可を得るのに大変困難を極めたそうだ。時間はかかったが、やっと状況が良い風が吹いてきたとPrastegaard氏。

スカンジナビア諸国では最大級という観覧車。コペンハーゲンのイベント開催地としての大きな目印になるだろうとPrastegaard氏は話している。

Axeltorv Squareでは、ロンドン発の「グレート・シティ・アトラクションズ」によるアトラクションが開催される予定だが、それもたった3ヶ月間のこと。
しかし、観覧車について永久的に設置するか否かは、今後市が視野に入れて検討するという。

観覧車の一時的な設置について、公聴会ではほとんど反対意見は出なかった。
しかし、それが永久的な設置となると、近隣住民からの賛成意見を得るのは今より難しくなるかもしれない。観覧車とともに過ごす“お試し期間”3ヶ月の後の反応次第となる。
まったく別の新しい場所に設置される可能性もある。

ちなみに、Axeltorv Squareが観覧車の居場所として選ばれた理由は、観覧車が市の電力線を妨害することがない、市内でも数少ない場所だったからだという。


北欧ニュース編集員


観覧車って、目立ちますよねー!
どこへ行っても、空から見ても、観覧車って何か目を引きます。(私だけかも?)
子供たちもすぐ気づきますよねー。
市内に大きな観覧車がドンと居座っていれば、確かに、「コペンハーゲンのイベント、ここでやってます」って、わかりやすい!
大観覧車、コペンハーゲンの新しいシンボルになるでしょうか?!

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