photo by Kaisa Siren |
今年もあと少しでクリスマス・シーズンがやってくる。
ラップランドといえば、サンタの住まいがあることで有名な場所。
そのラップランドが今、深刻な悩みを抱えている。サンタの右腕として毎年一生懸命手伝いをする「小人たち」が見つからないというのだ。
実際、フィンランドのある会社がこの秋、サンタを手助けする小人たちを探すのに右往左往しているらしい。
フィンランドで見つからないのならば、フィンランド近隣の国、バルト三国の一つ「エストニア共和国」に助けを求めようということで、エストニアで小人たちを“リクルート”することになった。エストニアは今、働き口を探している人が大勢いるのだという。
本来フィンランド北部を拠点とし、サンタにお供する「小人」になるための候補として必要とされる重要ポイントは次の3点。
ユーモアのセンスがあること、ものの見方が常に前向きであること、そして子ども達と仲良くなれること。
サンタの頼もしい小さな助っ人には、この3点が備わっていることが必須事項となってくるが、「小人」をやった経験があるかどうかは不問。
バルト海を挟んでフィンランドの南側に位置するエストニアは、ヨーロッパで最もひどく景気が悪化した国のひとつ。最新の調査でエストニア国内の失業率は、ここ8年で最も高い13.5%だという。
北欧ニュース編集員
サンタさんや小人さん達というのは、ファンタジーな世界の住人というイメージ。
実際、サンタさんも大変なお仕事でしょうが、お手伝いの小人さん達も大変なんでしょうね。
しかし、この話題は不景気とも関連しているようで・・・リアルなお話ですよねぇ・・・汗。
毎年世界中からラップランドを訪れる人も多いですし、子ども達の夢を壊してほしくはないので、なんとか見つかってほしいですよね!
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