アイスランドのレキャヴィークにある「ノルディック・ハウス」。
フィンランドの建築家兼デザイナーである巨匠アルヴァ・アアルト(1898-1976)がデザインしたものだ。
ノルディック・ハウスは、イベントなどを通じてアイスランドと他北欧諸国との文化的な結びつきをサポートしたり、発展させることを目的として建てられた。
そのノルディック・ハウスが、このたびガイドツアーサービスを開始。
アルヴァ・アアルトに扮する俳優のナビゲートにより、ノルディック・ハウスの歴史を説明してもらいつつ、アアルトデザインやデザイナーの歴史を紹介してもらえる。
ノルディック・ハウス館内には伝統的な北欧食材を使った料理を提供する「Dill Restaurant(ディル・レストラン)」がある。洗練された“新しいカタチの北欧料理”が食べられることで知られるレストランだ。
ディル・レストランは2009年に北欧諸国内で最も素晴らしい店に贈られるベストレストランに選出されており、レイキャヴィーク内で有数の店としてリピーターも多い人気店。
またノルディック・ハウスでは、文化的イベントや展示会のさまざまなプログラムが開催され、館内には珍しい北欧文学専門の図書館もあるという。
レイキャヴィーク国際映画祭や、アイスランド・エアウェイヴス、ノルディック・ハウスが立ち上げたという北欧ファッションビエンナーレといったビッグイベントなどにも対応している。
晩年のアアルトが手がけたノルディック・ハウス。現在でもずっと、アイスランドで北欧文化を通じて北欧諸国と心を通じ合わせることができる場所として大切に利用されている。
ガイドツアーは、月曜から土曜の11時から13時まで実施。
北欧ニュース編集員
アアルトが晩年にデザインしたという建築物「ノルディック・ハウス」。
こちらの画像はノルディック・ハウスのロゴです。
「NORRAENA HUSID」で「北欧ハウス」。
最後の「ID」の部分が、全北欧諸国共通の「旗」を表す「十字」になっていませんか?
ここ、きっとポイントですよっ!
恥ずかしながら、ノルディック・ハウスの存在を知りませんでした・・・(恥)
アイスランドに、フィンランド人建築家の作品。ここにもアアルト作品があるなんて!
HPのフォトを見ていると、空が広い広い!ますますアイスランドへ行きたくなります。
館内のディル・レストランも気になりますね!