今アイスランドで注目されている新興アルコール製造メーカーFoss Distillery社。
アイスランド産の樺の木から出来たアルコール飲料を手がけており、先日、樺の木アルコールシリーズから新しく2つの製品が披露された。
シュナップスの「Birkir」と、リキュールの「Bjork」。
どちらも男女ともに大変人気のある人名で、「樺の木」という意味がある。
この2つの新商品は、アイスランド・ソムリエ協会のチェアマンであるOlafur Orn Olafsson氏と、アイスランド料理長ナショナルチームのキャプテンを務めるGunnar Karl Gislason氏という、アイスランドの食文化をリードするキーマン達の研究から生まれたもの。
また、乳製品のエキスパートであるJakob Svanur Bjarnason氏や社会学者Elsa Maria Jakobsdottir氏も、この新製品のプロジェクトに参加している。
Reyka vodkaをはじめ、他の製品も多数製造しているアイスランド西部BorgarnesのCatco vinもまた、プロジェクトを支援しているという。
「アイスランド原産の、アイスランドに由来する植物から作られた蒸留酒を造り上げる」というのがFoss Distillery社のモットーだ。
各界の専門家が集って生まれた2つの酒。アイスランドの熱意を感じる逸品が誕生した。
ラベルやボトルデザインにも注目したい。
ちなみにアイスランドでのアルコール飲料は、バーやレストランでは飲むことができるが、販売は国営のVinbudでのみ。
Foss Distillery社
http://www.facebook.com/pages/Foss-distillery/235849726436417
北欧ニュース編集員
樺の木から作られたアルコール飲料!
どんなお味か興味ありませんか?
このたび発売のお酒もアイスランドならではの名産になりそうですね。
それにしても、シュナップスの「Birkir」と、リキュールの「Bjork」。
どちらも樺の木という意味があるなんて、ちょっと驚きです!