アマービーチの風力発電(コペンハーゲン) (photo by Ty Stange) |
世界中の関心が高く、注目が集まる自然エネルギーや再生エネルギーといった環境に配慮したエネルギー技術。
その国がどれだけ、環境への負担の少ないエネルギー“クリーンテクノロジー”を発展させているかをまとめたレポート「グローバル・クリーンテック・イノベーション・インデックス2012」が、クリーンテック・グループならびにWWFより発表された。
評価対象となった国は38ヶ国。その中で北欧諸国はというと、なんとデンマークが1位、スウェーデンが3位、フィンランドが4位、ノルウェーが11位にランクイン。
北欧諸国に割って入った2位にランクインしたのは、イスラエル。5位はアメリカ合衆国だった。
トップ5に3ヶ国もランクインした北欧は、やはり環境への意識が高く、その分野も発展しているクリーンテクノロジー先進国という位置づけを示す結果となった。
初めてランキング形式での報告発表となった今回の「グローバル・クリーンテック・イノベーション・インデックス2012」は、クリーンテクノロジーの商業化、実用化の度合いを15の指標を基に調査されたもの。
クリーンテクノロジーの新興企業を支援、誕生させることができるかどうか、また向こう10年にわたり、クリーンテクノロジーを商業化できるかどうかといった、その国のキャパシティ、将来性なども調査されている。
グローバル・クリーンテック・イノベーション・インデックス2012
http://www.wwf.se/source.php/1461631/Cleantech%20innovation%20report%202012.pdf
ランキングベスト10
1.デンマーク
2.イスラエル
3.スウェーデン
4.フィンランド
5.アメリカ合衆国
6.ドイツ
7.カナダ
8.韓国
9.アイルランド
10.英国
北欧ニュース編集員
アイスランドは対象国の中に入っていませんでしたが、アイスランドには地熱がありますから、上位に入ってきそうな気がしますが、どうでしょうね!
ちなみに日本は38ヵ国中20位。ちょっと微妙な順位ですよね。。
まだまだクリーンエネルギーを扱う新規企業支援、商業化が整っていないということでしょうか。
法律などの問題もきっとたくさんありますよね。
個人的に気になるのは、2位にランクインしたイスラエル。興味深いです。
イスラエルが環境技術のリーダーである10の理由
http://isratech.jp/cleantech_strong10.html