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ゆったりと夏のバケーションを過ごす北欧諸国にとって、サマーハウスは大切な家族の憩いの場。そのサマーハウスをスウェーデンで購入する人が増えている。
特に目立つのがドイツ・デンマーク・オランダ・ノルウェー。自国ではなく、スウェーデンでのバケーションを楽しむ外国人が多い。それは一体なぜなのか。
国境を超えると、低価格で素敵なサマーハウスが手に入るという理由で人気のスウェーデンのサマーハウス。例えば、スウェーデンでノルウェー人が所有するサマーハウスの数は現在およそ9000戸にものぼる。場所はノルウェーとスウェーデンの国境あたりが多い。ノルウェー人が購入した物件数は2年連続でおよそ7%も増加している。
最も勢いよくスウェーデンのサマーハウスを購入しているのは、スウェーデン西側に位置するノルウェーだが、外国人の中で最もスウェーデンでサマーハウスを所有しているのは、スウェーデン南側に位置するデンマーク。およそ1万2000戸もの物件を所有している。
デンマークの次に多いのがドイツ。およそ1万戸のサマーハウスがドイツ人の所有によるもの。
スウェーデンの大自然の中に点在している。
外国人所有のサマーハウスが地域全体の約40%と最も多く存在する人気スポットは、スウェーデン南部のKronoberg(クルーヌベリ)地区。スウェーデン西部のVarmland(ベルムランド)地区も人気で、外国人所有のサマーハウスは地域全体の約20%もあるという。
都市別でみると、スウェーデン西部でノルウェーとの国境にあるStromstad(ストレームスタード)や、デンマークに近いスウェーデン南部の街Ljungby(ユングビ)などが人気。
ストレームスタードには現在1279戸、ユングビには1174戸あるという。
スウェーデンに存在する外国人所有のサマーハウスやコテージの数は、現在合計3万5045戸あるという。(2012年3月現在)
北欧ニュース編集員
そんなニュースを聞いたら、スウェーデンのサマーハウスの物件をチェックしてみたくなっちゃいますよね(笑)
イメージ画像の赤い小屋は、スウェーデンの典型的なスタイルのサマーハウスだそうです。
赤いウォールに、白い縁どり。とても可愛らしいお家ですよね。