2012/06/19 今日は「ノルウェー」よりこんなニュースが届きました!

ニーズに答えるノルウェー郵便局の新しいカタチとは?

今後、ノルウェー国内の多くの郵便局を閉局し、これまでのようなスタイルの郵便局は、たった30ほどしか残らないだろうと話すのは、ノルウェーの郵政事業、通称Postenだ。

「消費者のニーズに対応していくため」というのが、閉局を選択せざるを得ない最大の理由。

手紙を出す人が激減する中、小包といった荷物の配送量はぐんぐん増加。
オンラインショッピングで注文した商品小包の発送、受け取りといったスタイルで郵便局を利用する人が目立つ。

ネットバンキング利用者も増加し、この10年で国内の700もの郵便局を閉局してきたというノルウェー。郵便サービス又は金融機関として郵便局を使いたいという人のために、代わりにある場所で用事が済ませられるようにした。

ある場所とは、スーパーマーケットなどの食品販売店。
時間帯が決められているイメージの郵便局だが、食品店内にあれば、営業時間も長いため、消費者のニーズに答えることができると判断したのだそう。

この大規模な改革は、2013〜2014年にかけて実施される予定で、149もの郵便局が、食品店に郵便サービス事業として設置されるとのこと。

消費者の利便性を追及した画期的な改革だが、郵便局という規模からの縮小により、約1000人もの郵便局員たちが行き場を失う可能性があるという。




北欧ニュース編集員


日本もコンビニにゆうちょのATMが入っていたり、商業ビルに郵便局が入っていたりと便利だと思いますが、近所のスーパーの中に郵便サービスのカウンターがあったら便利じゃないですかー?利用者が増える気がしますよね!

お手紙を出す人が激減していても、まだお手紙のやり取りをする習慣はありますし、なんといっても、お年寄りや体の不自由な方にとっても、一度に用事が済ませられるので、助かるのではないかと思います。(近所のスーパーでないと・・・ですけどね!)

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