2012/06/26 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

ミッドサマー・トレイン、夏至のフィンランドを駆け抜ける!

6月23日は夏至祭。その前の晩に、フィンランド国内外で盛り上がりを見せたある番組がある。22日金曜の夜19時よりスタート、約13時間にもおよぶミッドサマー・トレインの中継だ。

フィンランドの首都ヘルシンキからロヴァニエミまでの車内の様子、上空からの様子など、フィンランドの鉄道の歴史150年を振り返ったり、乗客へのインタビュー、ピアニストのイーロ・ランタラ氏を迎えてのライブ演奏といった内容がたっぷりと放送された。

まるで一緒に列車の旅をしているかのような臨場感。土曜早朝の時間帯でも、20万ほどの視聴があり、全体でおよそ50万ほどの視聴者を魅了。

ミッドサマー・トレインは夏至祭の前夜19時にヘルシンキを出発。
13時間にもわたる列車の旅を経て、ラップランド地方にあるロヴァニエミに夏至祭当日、23日の朝8時に到着した。

車窓からの眺め、車内の人々の様子、駅に立ち寄る様子、緑あふれる中を颯爽と走るミッドサマー・トレイン。白の車体にイエローグリーンの模様が施されたトレインの車内にも、イエロー&グリーンが目に眩しい夏至の風景を感じることのできるインテリア・ファブリックが目に入る。

座席の背部にかかっているのは「Melooni(メローニ:メロン)」。
Maija IsolaとKristina Isolaによってデザインされた人気ファブリックだ。

今回のミッドサマートレインは、1車輌目の運転車輌に続き、2階建ての車輌が10車輌、1階建ての車輌が4車輌、また2階建ての車輌が1車輌、最後に車を乗せた車輌が1車輌という構造になっている。(毎年同じかどうかは不明)

車窓からの木々のグリーンと、太陽のきらきらとしたイエローの光が印象的。
壮大な景色を感じることができる先日の中継の様子は、フィンランド国営放送YleのHPより見ることができる。(※1)




北欧ニュース編集員


ライブ演奏を聴きながら、一杯やりながら、同じ車内の方と交流しながら、ゆったりと明るい夏至の日差しの中を走る列車の旅・・・羨ましいですねー!
実際中継していた時間はパタリと寝てしまったのですが(汗)、上記の動画で楽しむことができました!
見逃した方は、ぜひ♪

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