2012/10/30 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

職場での、お昼寝の、ススメ。


photo by Aleksanteri Baidin

通勤電車に揺られ揺られる人も、渋滞の道路にストレスを感じつつ運転する人も。朝からかなり体力のいる通勤タイム。まだ比較的元気な午前中をなんとかこなし、しばし心と体を休めることのできる束の間のランチタイムがやってくる。そしてまた午後から夕方、夜中へと、段々重く、硬くなってゆく体にムチを入れながら毎日がんばるビジネスマン、ビジネスウーマンたち。

どちらかというと、社会は睡眠が少ない人にたくさんの給料を支払おうとする。
そういった風潮なのは、フィンランドも日本も同じらしい。“休憩をすることの大切さ”を十分に把握しておらず、ますます寝不足な人間が増え、ワーカホリックな社会を生んでしまうと懸念するのは、フィンランドのある著名な経済学の教授。

トゥルク市にある、スウェーデン語で教育が行われる大学として知られるオーボ・アカデミー大学経営学のAlf Rehn教授によると、「職場での昼寝は生産性を高める効果がある」という。なんでも、生産性があがるだけでなく、「欠勤率を減少させる効果もある」というのだ。

Rehn教授が提唱するのは「睡眠の大切さ」。国全体が“睡眠不足”の状況下にあることをフィンランドはそろそろ考え始めたほうが良いらしい。

より良い環境で働くためには、質の高い休憩を取ることを各職場で推し進めるべきだという。どのくらいの昼寝時間が効果的かなど詳しいことは不明であるが、体の緊張をほぐし、目を閉じて昼寝が出来るスペースのある職場は想像するだけでもリラックスできそうだ。


オーボ・アカデミー大学
http://www.abo.fi/
Alf Rehn
http://www.alfrehn.com/


北欧ニュース編集員


「居眠り」をして後ろめたさを感じるのであれば、いっそのこと堂々と質の高い「昼寝」で良い仕事をしたほうが身も心もすっきりとしそうですよね!
お昼寝公認スペースなんて憧れます・・・。
社会人になって少しの頃、仕事がハードでハードでキーボードを打ちながらウトウトウト・・・あれには自分でもビックリしましたねー(焦)
も、もちろん、最初で最後ですよっ!

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