Ragnar Th Sigurdsson |
クリスマスシーズンになると、ワクワクしながらも迷いに迷ってしまう、プレゼント選び。アイスランドではどんなプレゼントが好まれているのかという最新の世論調査で、なんと“あるもの”がずっと人気を維持しているという。
それは「本」。昨年のクリスマスに何をクリスマスギフトとして贈ったかという調査で、およそ67%が「本」と回答。
過去数十年もの間、アイスランドにおける文学の市場調査を続けてきたアイスランド出版社協会によると、2000年以来、アイスランドの60~70%前後の人がクリスマスプレゼントのために本を購入していることが判明。
事実、今年は特に、本の出版数が増加したという。クリスマス前にリリースされた出版物で、1991年には405タイトル出版されていたのが、今年はなんと倍以上の842タイトルが出版されている。
ハードカバーや電子書籍、オーディオ、文庫本など、さまざまな形でリリースされていることも出版数増加の理由だといえる。2008年の金融破綻での低迷後はじめて、子供向けの翻訳本の数が再び増加しているという。
全体的に増加傾向とはいえど、伝記物においては出版数が急落。伝記などは、以前はクリスマスシーズンに最も人気のあったジャンルだったが、今はミステリ小説といったジャンルが注目を浴びている。
北欧ニュース編集員
本のプレゼントっていいですよねー!
今、スウェーデンのミステリをはじめ、北欧ミステリはとっても注目されていますが、アイスランドでもやはりミステリが人気なのかもしれませんね!
挿絵が美しい絵本だったり、アートデザインの本なども素敵ですよね。
我が家も子供たちには「本」「絵本」をいただくことが多いです。自分では何を選べばいいか迷ってしまうので、本はとても助かります(笑)