(photo) Kristin Folsland Olsen - Visitnorway.com |
フィギュアスケートの技が3回転半、4回転半と高度なものになってきたのと同様に、スノーボードも今、かなり難度の高い技が次々と繰り出されている。
なんと、先週、ノルウェー出身の13歳のスノーボーダー、マーカス・クリーブランドが、最高難度級の技「トリプル・コーク」を成功させたことで、ノルウェー国内のみならず、スノーボード界がこの話題で湧き上がっている。
マーカスが成功させたトリプル・コークは、ひねりを加えながら3回転後方宙返りして着地するという技。
この高度な大技は、2011年1月に開催された「Winter X GAMES 15」で、同じくノルウェー出身のトースタイン・ホーグモが競技内で史上初めてのトリプルコークを成功させていることでも知られている。トースタインは現在26歳。
今回史上最年少でトリプル・コーク成功させたマーカス。すでにいくつもの国際的なスノーボード・マガジンで紹介され、将来の期待がかかる13歳だ。
まだあどけない表情のマーカスがはじめて使った思い出のボードはというと、「スズメバチの絵のついたノーブランドの75cmのボード」と答え、「好きな国はどこ?」の質問には、「ノルウェー」と答えている。
1952年にはオスロ冬季五輪、1994年にはリレハンメル冬季五輪が開催されたノルウェー。
2022年の冬季五輪開催地に立候補している。もし開催地に選ばれた暁には、ノルウェー・リレハンメル出身のマーカスにとって、ホームグラウンドでの大会になるかもしれない。
Markus Kleveland
http://nitrousa.com/rider/marcus-kleveland
【参考動画】
トリプル・コークを成功させたマーカス・クリーブランド
BS triple cork 1440 Marcus Kleveland
http://youtu.be/hR-Nkb8mSRM
2011年1月Winter X GAMES 15でトースタイン・ホーグモが競技内で史上初めてトリプル・コークを成功させた映像
http://youtu.be/cJSzjCJ21CQ
北欧ニュース編集員
動画の映像を見ていただけるとおわかりになると思いますが、シュー・・・ピョーン・・・・
クルクルクルクルル・・・と(?)、サックリ軽快にやっちゃっている感じですが。。
(終わった後の、マーカス君がこれまた可愛らしい・・・^^)
これにはさすがにお兄さんボーダーたちも焦りを感じているのではっ?!
それにしても、ノルウェーは次々とスノーボードでもスターを輩出していますねー!
日本でも人気のスノーボード。日本人選手の活躍もめざましく、世界大会の表彰台に登っている選手の話題を耳にすることができてうれしいですよね!
記憶に新しいのは、昨年12月に北京で行われたストレートジャンプ世界最高峰コンテスト「AIRSTYLE Beijing 2012」で優勝した角野友基選手。16歳という角野選手もこれからが楽しみです!