2013/04/09 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

一生つきあえるお友達のような「家具」に出会う

先週末にもまた雪が積もったという、今年は特に白く寒い冬を過ごしたきたフィンランド。
イースターを終え、本格的な春を待ちわびている人々にとって、非常にワクワクする時期でもある。

暗く長い冬を過ごす北欧の人々にとって、家という場所は特別なところ。
季節やさまざまな行事を家族や友人とともに分かち合う、笑顔あふれるあたたかい場所。
その家の中を覗くと、代々大切に受け継がれてきた古い家具や、週末の蚤の市で見つけてきた食器やインテリアなどでそれぞれ楽しく彩られている。

一生ずっと仲良く付き合っていきたいと思う暮らしのアイテムの中で、家の中の主役ともいえる存在感を誇る「家具」を選択するのは大きな決断になるかもしれない。

ヘルシンキにあるフィンランドデザインの発信地「デザイン・フォーラム・フィンランド」内にある、デザイン・フォーラム・ショップでは現在、5月14日まで「Finnish furniture in shop-in-shops」が開催されている。

昨年春より家具コレクションを広げていっているというフォーラム・ショップ。
今回、「Find Your Furniture Friends」というキャッチコピーで提案するフィンランド家具ブランドは、Avarte、original habitek works、Inno Interior、Viveroの4社。

クラシカルな家具のほかに、Ilkka Suppanen、Mikko Laakkonen、Yuki Abe、Kirsi Gullichsen、Mikko Paakkanen、Jouni Leino、NaotoNiidomeといった、現在のフィンランドデザイン界をリードするトップデザイナーたちの家具なども並んでいるという。

一生つきあえる、頼りになる友人のような存在の家具。見つけるなら、新しい季節がベストかもしれない。

お友達家具にするなら、どのデザイナーの家具に?

http://www.avarte.fi/
http://www.habitek.fi/
http://www.inno.fi/
http://www.vivero.fi/


北欧ニュース編集員


家具でもいろいろありますが、一生ものの、自分だけのとっておきの家具って、みなさんありますか?もちろん高いから、有名なものだから、というモノサシもあるかもしれませんが、おじいちゃんから受け継いだイスだから、とか人それぞれの“とっておき”って異なりますよね。

フィンランドのデザインにはプロダクトの向こう側にデザイナーという顔が見えますよね。
ブランド会社の1プロダクトだとしても、作り手の名前があるというのは、そこに“敬意”があり、人の手やぬくもりが感じられるからこそ、大切にしようとする気持ちが強くなるのかもしれませんよね。
5/14までですので、GWあたりにフィンランドへ行かれる方はデザイン・フォーラムを覗いてみてはいかがでしょう?

Yuki Abeさんというデザイナーさんのお名前、サッカーの阿部勇樹選手じゃないですよー笑。
インテリア建築家のアベ・ユキさんは、スウェーデン生まれでフィンランドで教育を受けている女性のデザイナーさんです。

http://www.designmade.fi/ENG_yuki_abe.htm

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